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追いかけた先に公園があった。
少し入ると目黒くんとAがブランコに座っていた。
蓮「バック置いて居なくなるなよ」
『ごめん、動揺しちゃって』
蓮「お前昔から変わらないよな。嫌なことあるとここにくるの」
『なんか来ちゃうんだよね、ここ』
蓮「大我くんと別れた時もここにいた」
『はは、懐かしいね』
蓮「…北斗くんはいいやつだよ」
『うん、知ってるよ』
蓮「何も知らないのに避けるのは違うでしょ」
『…うん』
蓮「ちゃんと話しなよ？」
『わかってるって』
蓮「じゃあ俺先に帰るから、北斗くんと話しな」
目黒くんはこちらを見て歩き出す。
Aが慌てた様子でこちらを見る。
「気づいてたんだ」
蓮「うん、Aの事、送ってあげてね」
「もちろん」
蓮「頼んだよ」
目黒くんは俺の肩を軽く叩いて公園を出た。
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作者名：翡翠 | 作成日時：2022年4月8日 0時
