Kalanchoe２ (ページ26)

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Aと目黒くんに手を振り、俺らは歩き出した。

康「ななな！！北斗くん、連絡先教えてや」
　「え、あ、いいですよ」
康「ありがとう〜！」

俺のQRコードを向井くんが読み取ってる時に、渡辺くんと目が合う。

　「え、あの…」
康「ありがとう！」
　「あ、はい」
康「ほら！しょっぴーも交換したいならしたいっていいや！」
翔「おれは！別に！！」
康「顔に交換したいって出てんで！」
翔「……」

渡辺くんはそっと携帯を出して、俺のQRコードを読み取った。

翔「ありがとう」
　「いえいえ」
康「しょっぴー、ホンマに分かりづらいけど、北斗くんと仲良くなりたいねん」
翔「…Aのこと、一緒に守るんだし」
　「…なんか、かわいいですね笑」
康「そうなんよ！しょっぴーかわいいねん！」
翔「もー、やだー！」
　「これからよろしくお願いします」
翔「…よろしく」
康「ップwwwしょっぴー照れてるwww」
翔「うっさい！！！…北斗！！」
　「うぇ！？はい！！」
翔「Aのこと、好きになるのは仕方ない！！けどな！！付き合うのはまだ早いからな！！」
　「えぇ…」
康「いや、しょっぴー誰やねんw」

俺ってら三人は笑いながら帰路についた。

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