Kalanchoe２ (ページ18)

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　「……Aに聞いたけど、京本と気まずいんだよね？」
蓮「俺は仲良くしたいんだけどね。京本くんに警戒されてるよねー」
　「人見知りだしね」
蓮「それもあるけど、前に京本くんが家にいる時に俺が泊まりに来て。Aは普通に京本くんを帰して、俺を泊めたんだよね。Aの中では、俺は幼馴染で弟みたいって見てるから意識してないけど…俺が好きなのは京本くん気付いてたから」
　「京本の中では結構ショックだな、それ」
蓮「そうなんだよね。でも、Aそういうの気づかないから」
　「気づかなそうだね」
蓮「でも、京本くんはAを怒るとかはしないんだよね。Aが自由にしてるのがいいのは知ってるから。だけど、やっぱり嫉妬するから、俺とは気まずいみたい」
　「なるほどね、納得」
蓮「まさか、今日来てくれるとは思わなかったし、断られると思ってた」
　「大丈夫って言って」
蓮「京本くん、ギターとかベースとか上手いって聞いたことあるから、話聞きたいんだよね」
　「普通に話しかければ大丈夫だと思うよ」
蓮「そうなの？なら話しかけてみよ」
　『あれ？？二人ともまだそこに居たの？』

Aは飲み物を運ぶ途中で俺らに気付いた。

蓮「ちょっと北斗くんと話し込んじゃって」

目黒くんは当たり前にAから飲み物を受け取って、持って行く。

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