Kalanchoe２ (ページ15)

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　『でも、まぁ、みんなが良さそうだし、来てもいいよ！』
蓮「わかった。北斗くん、もしみんながダメって言ったら、おれすぐ帰るから言ってね」
　「うん。みんな明るい奴らばっかだから、いいっていうと思うよ」
蓮「そうだといいな。じゃあ俺昼飯食うから教室戻るね」
　『また連絡するね』
蓮「はーい」

目黒くんは屋上から出ていく。

　「そういえば、目黒くんと京本は会ったことあるんだよね？」
　『うん！ライブ何度か見にきてるからね〜』
　「そうなんだ」
　『翔太とか康二とかも会ったことあるよ。それにたまにバンドリハに来て歌ってたりしてたし』
　「え、めっちゃ仲良いじゃん」
　『仲良いねー。でもちょっと蓮とはぎこちないっていうか、なんかわかんないけど！』
　「あー。なんとなくわかった」

京本は目黒くんに嫉妬してるんだな…。
幼馴染で、目黒くんの為に転校してきてるし。
今だけ京本の気持ちが痛いほどわかってしまった。

　『あ、早くお弁当食べないと！』
　「え、あ、うん」

深くなっていく思考を一旦止め、残り少ない休み時間でお弁当を急いで食べた。

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