Kalanchoe (ページ20)

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樹「え！？！？！？マジ！？！？！？」
慎「そんな話してなかったじゃん！！」
ジ「聞いてないよ！！！」
優「大我にいうなって口止めされてたんだよ」
ジ「何で！？」
優「皆に見せたくなかったみたいよ。窪田、モテるからって」
慎「まぁ、話しやすいしな」
樹「それにめっちゃ綺麗なのに、笑った時可愛いしね。アレは落ちるよ」
ジ「実際、ここに落ちてる奴いるしね」

4人は俺のことを気まずそうに見る。

　「何で二人は別れたの」
優「俺も詳しいことは分かんねーけど窪田が大我を振ったみたい」
慎「知らなかった〜」
優「付き合ったのも二ヶ月くらいだったし、それは2年の時だからな」
樹「あ！！そういえば、きょもが一時期付き合い悪かった時あった！！」
　「…確かに。用事あるって言ってた時期か」
優「そう。あの時期かな」
ジ「俺らまだ中学生だなー」
慎「でも、きょうもっちゃん遊んでても落ち込んでる様子無かったよね？」
優「相当落ち込んでたよ。結構大我の方が好きだったみたいだし。大我から告白したし」
樹「あ、あの時たまに寂しそうな顔とかしてたな。聞いても教えてくれなかったから、深く聞いてないけど」
優「別れてからは友達みたいな感じになったんだけどなー。窪田が教室来なくなったんだよ」
　「それって京本がいるから？」
ジ「教室が息苦しいからじゃないの？」
優「んー、、、。俺が思うに本当はどっちも違うんだよね」
樹「じゃあ何？」

優「アイツ、大我のファンみたいな子たちに階段から突き落とされたんだよ」

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