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第33話 〜『Rabits』との対面〜 ページ2

授業が終わり、放課後。

私は荷物をカバンに入れた。

「Aちん、いくんらよ!」

なずなが近づいて来る。

今日はなずなの『ユニット』にプロデュースをしに行く。

私としては、正直プロデュースより見学気分なんだけれど…。学院に復帰して早々プロデュースは難しいんだよね。感覚がすぐに戻ってこればいいけどな〜。

とか考えながらついていくとレッスンルームに着いた。

おそらくもうメンバーはいるんだろう。中から声が聞こえてくる。とても綺麗な声。

どんな子がいるんだろう、楽しみ。

少し笑顔の私をなずながチラッと見る。

「さ、入るんらよ!」

レッスンルームのドアをなずなが開ける。

「あっ、にーちゃん、…あれ?その人は…!」

入って来たなずなに反応したのは三人。

その内の一人が声を出した。男の子にしてはやや長い、綺麗な水色の髪の子。…さっき聞こえていた声はこの子だろう。

「ん、集会で見たりゃよ?」

なずなが答える。

「あ、はい。…えっと、表裏先輩ですよね?」

さっきの子とは違う一人が聞いてくる。

「うん。名前でいいよ。直接話すのは初めてだね。表裏Aよろしくね。」

笑顔で言えば、彼らも自己紹介してくれる。

「真白友也です。よろしくお願いします」

真白君ね。…地味目ではあるけど、いいものを持ってるなぁ。

「あっ、僕は紫乃創です。A先輩、よろしくお願いしますっ」

紫乃君。本当に綺麗な声だね。

「俺は天満光っていうんだぜっ!よろしくお願いしますなんだぜっ!」

天満君はかなり元気な子だね。運動神経良さそう。

自己紹介が終わったところで、真白君がなずなに聞いた。

「にーちゃん、何でA先輩がここに?」

「それはだな〜俺達のプロデュースをしてもらうためなんだぞ。」


そう答えられた三人は、驚いていた

けれどすぐに

「「「やった!」」」

と笑った。



何でこんなに喜んでくれるんだろ?

分かんないけど、嬉しいや。

第34話 〜『Rabits』〜→←作者より



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藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» コメントありがとうございますm(。≧Д≦。)m過去編、なんとか組み込みたいので頑張りますね。…いつになるんでしょうかね…過去編(´-ω-`)スローペースすぎて(´;ω;`)でも必ずやるので! (2017年8月6日 21時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - 過去編やってもいいと思いますよ〜`・ω・´ (2017年8月6日 16時) (レス) id: f8ef116a38 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - 苺タルトさん» コメントありがとうございます!マイペースなノロノロ更新で申し訳ないです…。なんとか更新出来るように頑張ります(^o^;) (2017年7月13日 19時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
苺タルト - 更新楽しみに待ってま〜す! (2017年7月13日 18時) (レス) id: 3f93ce7449 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございますm(。≧Д≦。)mコメントがくるたび、「やった!」と叫んでおります!これからも頑張ります!! (2017年7月4日 7時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍刻 零紗 | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2017年7月2日 20時

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