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第28話 〜望まぬ『皇帝』との再会〜 ページ33

ゲー研の部室から出た時には、外が少し暗くなっていた。なんだかんだで話し込んだだけあって。

とりあえず会いたい人には会ったので、帰ろう。
門のほうに向かう途中に、零がいた。昼じゃないから、吸血鬼である零もわりと自由に動けるんだろう。

「帰りかの?」

零が聞いてきた。

「うん。」

そう答えれば、

「送っていくぞい。」

と言って、私の横に並ぶ。

「別にいいのに。」

気持ちは嬉しいけどね。

「せっかく来たのに、何かあってまた来なくなっては嫌じゃからのう。」

「…そこまで私は弱くないよ。」

こうゆう会話をしながら帰るのは半年ぶりだなぁ。
幸せを感じるよ。日常に。



他愛もない話をしながら零と歩いていると、すぐ前に一台の車が止まった。危な。

…どっかで見たことのある車だなぁ。なんか、嫌な予感がする。

それは、零も同じようで。…ううん、零は予感じゃなくて、確信がある。




そして、嫌な予感は的中するもの。



車から出てきたのは、




私が一番嫌いな、憎んでいる人物。




「やぁ、Aちゃん。…久しぶりだね。」





『皇帝』天祥院英智。





…あぁ、吐き気がするなぁ。嫌な思い出が甦ってくるよ。

第29話 〜『皇帝』と『女帝軍師』と『吸血鬼』〜→←【作者より】感謝の気持ち2



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藍刻 零紗(プロフ) - りあゆきさん» 了解いたしました!ちょっとずつ直していきますね。指摘ありがとうございます! (2017年8月22日 22時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
りあゆき(プロフ) - 深海くんの口調を、できればひらがなにしてほしいです。あ、初コメ失礼しました (2017年8月22日 20時) (レス) id: 1a940d4794 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます!コメント、めっちゃ嬉しいです(*^O^*)更新頑張ります! (2017年7月2日 19時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - テ*トお疲れ様でした!絵上手過ぎですか…°‐°無理のないように、更新頑張ってください! (2017年7月2日 18時) (レス) id: f8ef116a38 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます!そう言ってもらえるのは作者としてとっても嬉しいです(*≧∀≦*)これからも頑張るので、よろしくお願いします! (2017年6月19日 16時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:藍刻 零紗 | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2017年6月6日 20時

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