第9話 〜気まぐれな王様〜 ページ12
ホームルームでは、主に私について話された。
地味に恥ずかしい。
一時間も、二時間も、とくに支障をきたすことはなかった。教科書を見れば、だいたいなんでも理解できる。
あ、支障をきたすことはなかったって言っても、奏汰が水の入っている水槽を持ってきたり、渉が鳩を飛ばしたりはあった。
三時間も何もなく、と思っていた。
ーガララッ!!!
勢いよく、ドアが開く。オレンジ色の髪のあいつ。
守りたかった、王様。
ちゃんと来てたんだ。
王様は、教室を見渡す。先生は特に反応しない。…いつもこんな感じなのかな?
「A!」
あ、気づいた、こっちに近づいて来る。
私は立ち上がった。
やっぱり抱きついてくる。
「ただいま、レオ」
「おかえりっA!あぁっインスピレーションがっ」
変わらないね、インスピレーションがきたようで何より。
「はい、紙とペン」
「おっ、ありがとう!」
私から離れ、レオは紙に、楽譜を書いた
私は座る。授業中だったわ。先生が何も言わないから、つい。
三時間、『気まぐれな王様』、レオと再会。
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藍刻 零紗(プロフ) - りあゆきさん» 了解いたしました!ちょっとずつ直していきますね。指摘ありがとうございます! (2017年8月22日 22時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
りあゆき(プロフ) - 深海くんの口調を、できればひらがなにしてほしいです。あ、初コメ失礼しました (2017年8月22日 20時) (レス) id: 1a940d4794 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます!コメント、めっちゃ嬉しいです(*^O^*)更新頑張ります! (2017年7月2日 19時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
ちょこれーと - テ*トお疲れ様でした!絵上手過ぎですか…°‐°無理のないように、更新頑張ってください! (2017年7月2日 18時) (レス) id: f8ef116a38 (このIDを非表示/違反報告)
藍刻 零紗(プロフ) - ちょこれーとさん» ありがとうございます!そう言ってもらえるのは作者としてとっても嬉しいです(*≧∀≦*)これからも頑張るので、よろしくお願いします! (2017年6月19日 16時) (レス) id: caba9fa115 (このIDを非表示/違反報告)
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