中・短編白尾 (ページ5)

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彼パーカー(nkkr) ページ5

社会人なか(23)×高校生やん(17)

こんな感じの世界観で書いてます。
最初はくそりぷの会話です。

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kr side

「きりやん今日うちくるー？？」

『んぁ？あー……今日なかむ早く帰ってくるからパスで』

「あは、らぶらぶだねぇ～～～」

『るせー。じゃあな』

「はいよー」

"今日20時くらいにかえるね"

『20時か……』

めったにない帰宅時間を知らせるメッセージに家に向かう足が軽くなる。
よぉしきりやんさん料理がんばっちゃおうかな……
社会人彼氏を持つ男子高校生の～～？？
放課後密着～～～～！！(棒)

1、スーパーにて食材を買う
2、帰宅
3、愛情()を込めてつくる

『よし……』

帰ってきてすぐにご飯の準備にとりかかる。
今日の晩御飯はオムライス。
ふとした瞬間に食べたくなるよね。
彼も同じ気持ちだといいなと思いながら
作っていると思いのほか手が進んで、あっという間に出来上がってしまった。

はて、どうしたものか。
今から風呂に入ったって彼から聞いた時間までは時間が余ってしまう……
それまでの時間どうしようかと考えながら風呂に入った。
風呂から上がって長考の結果ゲームでもしようかと思っていたらふと部屋に置かれた取り込まれただけの洗濯物に目が止まる。

『ぁ"！？』

完全に忘れてた…………
まぁ時間はまだあるし。早く畳んじゃお。
黙々と畳んでいると洗濯物の中に彼のパーカーをみつける。
休日に愛用されているそのパーカーにひとつの好奇心。

………ほうこれが俗に言う彼パーカーか…

少しサイズの大きいそのパーカーに鼻を埋めると柔軟剤の匂いに染まっているはずなのに不思議と彼の匂いもする。

うわ、これ良くない…………

急に恥ずかしくなって誤魔化すように洗濯物を畳む手を動かす。
風呂で暖まった体に大好きな匂い。
次第と瞼が落ちてきて、ついには横になってしまった。
洗濯物………まだちょっとのこってるのに…………