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合コンの日から数日後。
「まただ…」
出社して自分のデスクに行こうとすると、携帯に非通知着信がなった。
出てしまおうか少し躊躇ったが、これから仕事なのもあって切った。
その時。
「拒否ってんじゃねーよ」
大好きだった人の声が聞こえて、歩いていた足が止まる。
そこには、一番会いたくて、でも一番会いたくない人。
…星名漣。
私は驚きで、大きく目を見開いた。
「漣…なんで…！」
あまりの衝撃に思わず携帯を落としてしまう。
その時、白崎課長と飯田さんが来た。
「あぁ…瀬名さん丁度良かった！
こちら、帝光商事からうちの会社に企画室長として出向してきた星名君！」
「お久しぶりです」
どうしても変な自分が起こした夢のようで、信じられない。
…やっと忘れられると思ったのに、なんで漣がここに…！
「お久しぶりって…知り合いだったの!?」
「えぇ、大学の後輩で」
白崎課長はへぇ〜、そんな偶然もあるもんだと声に出す。
「いやぁ〜星名君はすごいんだよ。帝光商事でも異例の出世のエリートでね？様々なアパレル会社を再建させた立て直しのエキスパート〜。いやぁ〜こんなイケメンが来てくれるなら買収されるのも悪くないねぇ〜飯田さん」
「やめてください白崎課長」
「ホントじゃん」
漣はにこりと愛想のよい笑顔を振りまいている。
…漣の本性はこんなものじゃない…
そんな時、私がずっと固まっていることに気付いた堀田が携帯を拾って、相槌を打ちながら私を漣から離してくれた。
そして私の手を握ると、
「結婚してるか…チェック宜しく☆」
…さすが堀田さん。もはや冷静になれたよ。
そして、これは夢だったんだ、と信じたくてもう一度後ろを振り向いた。
すると漣は恐ろしいほどの笑顔で、
「どうしたんですか？」
と聞いてくる。そしてこちらにぐっと近づくと、
「やっと見つけた…A…」
そう囁いた。
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みー(プロフ) - 更新楽しみにしてます！私は星名さんの深い闇を抱えた感じが個人的に好きだったので 、この小説の更新、楽しみにしてます ！ (2018年6月4日 0時) (
レス) id: c6f6700fdd (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - たらりらたさん» 登場人物設定のところから設定できるようにしていましたが、ご指摘の通り機能していないようでしたので仕様を変えてみました。ご指摘ありがとうございます。 (2018年4月9日 12時) (レス) id: 5ef8f6c403 (このIDを非表示/違反報告)
たらりらた - (名字)ってありますが設定はありますか？ (2018年4月9日 10時) (レス) id: c2cb7d9de3 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 美紀さん» ありがとうございます！私もE-girls好きなんですよ〜！このドラマの主題歌がE-girlsやって知ったときめっちゃ舞い上がりました笑 (2018年3月30日 21時) (レス) id: a053cdf4d0 (このIDを非表示/違反報告)
美紀 - E-girls大好きなのでこのドラマお姉ちゃんとみてましたなのでこの小説最高です (2018年3月29日 12時) (レス) id: 39e38305d9 (このIDを非表示/違反報告)
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