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警察庁内、警備局警備企画課。


Aはエレベーターから降りると、まっすぐ廊下を歩く。


…でも、零がいつでもここにいるとは限らない。何しろ潜入捜査中だ、こんな所に頻繁に出入りしていたら一瞬でバレてお釈迦になる。


彼女がただ無心で廊下を進んでいると、向こうのドアの奥から微かに声が聞こえた。


…ここか。しばらく来ないと警察庁内の部屋の配置も忘れちゃうよ。彼女はそう思いながらさっきと同じように三度扉をノックをした。そして返事を待たずドアを開ける。


スーツケースを抱えて中に入ってくる彼女に、最近配属された新人以外がみな大きく目を見開いた。


「お久しぶりです…!堂本さん!」


「お元気でしたか!?任務は終わったんですか?」


「任務お疲れ様でした!向こうはどうでしたか!?」


ゼロ内の皆が口々にAに話しかける。それに彼女は「口々に言わないでよ、分かんないから」と苦笑い。


「堂本さん…」


そう呼ばれて、彼女はその声が聞こえた方を向く。


そこにいたのは零が気に入っていた部下…風見裕也。


確か、私がいたあの時には零も今ほど上の立場じゃなかった。その頃からの部下なのだから零とはもう長い付き合いになるのだろうか。


「風見…久しぶりだね、元気だった?」


少し微笑んでそう言うと風見もいつもの仏教面から少し表情が緩んだ。


「はい…堂本さんも変わらないようで…。あ、降谷さんは今日組織から呼び出されたらしく来ないかもしれませんよ」


風見の言葉にAはあらかさまに落胆した。


「えぇ、そうなの?零には帰ってくるも何も連絡してないから、レアなアホ面見れるかなーって思って楽しみにしてたのに」


「…誰のアホ面だって?」

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(・ω・) - 面白いです!更新楽しみに待ってます!! (2018年5月3日 18時) (レス) id: 65d2e31131 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ユリアさん» コメントありがとうございます…!めっちゃそれなです!そのシーンは劇場でほんと息止まりました笑あの指はやばい!!(私も語彙力なくて申し訳ないです) (2018年4月26日 22時) (レス) id: 5ef8f6c403 (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - こんばんは!私もゼロの執行人観ました…!!あの、安室さんの、恋人のシーンでギアとハンドルに手をかけるときのかけかた半端なくないですか!?(文章力なくてすいません!) (2018年4月25日 21時) (レス) id: 948ea5509c (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - 華さん» コメントありがとうございます!ねー!ほんと何回でも見たいです! (2018年4月16日 5時) (レス) id: 5ef8f6c403 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - ☆Ø☆彡.。さん» コメントありがとうございます!めっちゃそれなです!!あれはやばかった!!もう何回も惚れ直しちゃいました笑 (2018年4月16日 4時) (レス) id: 5ef8f6c403 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レイ | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年1月11日 0時

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