工具たちとのお話 (ページ7)

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リベリオン組とお茶会ページ7

朝起きると、一通の手紙が届いていた。差出人はマイナスドライバー。
「いつもプラスが世話になっている。たまにはお前も遊びに来るといい」という内容だった。
そう言われたので、私はマイナスドライバーのお屋敷の前にいる。チャイムを鳴らすと、
インパクト「旦那が呼んだんだな！入れ入れ！」
チェーンソ「雑ですよ、よくいらっしゃいました。どうぞ。」
A「あはは、ありがとう2人とも。」

2人に招かれ、客間に通された。客間の奥にマイナスがいた。
マイナス「よく来たな、あまりもてなせないが紅茶でも一杯どうだ？」
チェーンソーが紅茶を淹れてくれたようだ。
A「じゃあよろしくお願いします。でも、なんでいきなり私を呼んだんですか?」

マイナス「ああ、それはだな…A…」
少し恥ずかしそうな、照れた顔をしていた。
マイナス「プラスはしっかりやっているのか？」
インパクト「旦那は心配性だな！ガハハ！」
チェーンソ「兄弟ですからね、閣下も心配なようで…」

やっぱり優しいお兄ちゃんなんだなと思い、ふふっと笑みが溢れてしまった。
A「大丈夫ですよ。プラスはしっかりものだし、いつもみんなをまとめてくれるので！」
マイナス「そうか、よかった…」
安心し切った顔をしていて、昔の敵であった時のマイナスとは全く違っていた。

チェーンソー「A。あなた紅茶は苦手ですか？まだ一口も飲んでいないじゃないですか。」
A「ごめんごめん。話に夢中になっちゃって、いただくけど、先にお手洗い行ってこようかな。」
インパクト「ん？旦那？どうかしたか？」
マイナスを見ると、顔が赤く火照り、少し息が切れているようであった。

マイナス「…なんか頭が…ふわふわするなぁ…」
いきなりこちらに倒れ込んでしまうマイナス。チェーンソーに部屋を聞き、マイナスの部屋のベットへ運んだ。
A(どうしたんだろう…？急に…)

ガチャッと鍵がかかる音がした。

＊
チェーンソー「計画は進みましたねえ。」
インパクト「ガハハ！お前も物好きだよなぁ。俺様は絶対思いつかないけどな！」
瓶を持ってこう言う。
チェーンソー「A。あなたには閣下と結ばれてもらわないとね？これは私たちからのプレゼントですよ。」
インパクト「あいつに作ってもらったんだな！ガハハ！」
チェーンソー「ここからが本番ですよA。」

2人の高笑いが屋敷に響いたような気がした。