始まり ページ1
Aは久々の休日で家にいます。普段はデスクワークを中心としたOL。ひょんなことから出会った工具たちと一緒に時には仲良く、時にははちゃめちゃに暮らしています。
「んーー!」と伸びをしながらベットに寝転がってるA。ノックの音がし扉が開きました。
「A様、お疲れですね、でも食事は食べてもらわないと身体に毒ですよ?」と工具の1人しっかりもののキリが部屋に来てこう言った。
「朝ご飯作ってくれたの!?キリ、ありがとう。」
そう言うとキリは顔を赤らめ少し照れながら
「居間で皆が待ってます。行きましょう。」と言った。
やすり「あ!A様おはよー!」
ニコニコ笑顔で駆け寄ってくる紙やすり。
鉄槌「A様、おはよう、ご飯、食べよう。」
いつも寡黙で頼りになる鉄槌。
やっとこ「A様おはよう、今日はやっとこ様たちと1日一緒にいられるな!」
明るくて天然なやっとこ。
巻尺「A様おはようございます。フルーツのオレンジは僕が正確に切りました。」
不思議でクールな巻尺。
プラス「A様おはよう。今日も素敵な1日にしましょう。」
真面目で優しいプラスドライバー。
私はこの工具たちと楽しく暮らしている。
そんな毎日の物語。
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作者名:さーや | 作者ホームページ:http://twitter.com/@sa_ya3150
作成日時:2021年5月24日 16時