12.説明 ページ13
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「まぁ、大丈夫でしょ。よっぽどのことがない限りAは失敗しない」
Aの計画に目を通したイルミはそう言って、「ところで」と切り出す。
Aはイルミを見つめて次の言葉を待つ。
「この仕事が済んだら、俺達はハンター試験を受けに行くよ」
「ハンター試験?」
初めて聞く言葉に、Aは首を傾げる。
「世の中にはハンターという職業があって、その資格を取ると何かと便利なんだよね」
「そうなんだ! だけど何も勉強してないけど大丈夫かな?」
「ハンター試験は筆記じゃない。お前の能力なら大丈夫だと思うよ」
「わかった! イル兄も資格もってないの?」
「あぁ。今まで必要なかったからね。それより」
イルミは一度言葉を切ると、Aを静かに見つめた。
それはいつものように感情は読み取れないものだったが、あまり冷たくはないと、Aは感じた。
「しばらくはキルアとは会えない」
Aの心臓はドキッと大きく跳ね上がる。
「キルアは一緒に受けないの?」
「キルにはまだ必要ない。それに……」
「それに?」
「いや、なんでもない。とにかくしばらくキルアとは会えないからお別れしときなよ」
Aが渋々頷くと、イルミは「じゃあ解散」と言ってAを部屋から出した。
部屋を出ると、キルアが待機していた。
Aは大好きなキルアを見て、彼としばらく会えないという悲しみに襲われた。
そんなことをまだ知らないキルアは何も言わずにイルミの部屋に消えた。
______
『キルにはまだ必要ない。それに……』
____お前とキルは親密になりすぎている
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ゆー(プロフ) - めためた面白かったです。いやでも、ホントキルア尊くて〇ねるっすわ(( (2022年9月20日 19時) (レス) @page47 id: eccc105014 (このIDを非表示/違反報告)
みくる(プロフ) - 死神鎌少女さん» 最後まで読んでくださり、ありがとうございます!! 完結最近なんですよね(笑)めっちゃ時間かかりました😂 (2022年4月2日 8時) (レス) @page47 id: af4838d834 (このIDを非表示/違反報告)
死神鎌少女 - 完結おめでとうございます。とっても面白かったです!というか、完結したのつい最近すぎて嬉しかった(?) (2022年3月30日 17時) (レス) @page47 id: 5fc4c4d6bd (このIDを非表示/違反報告)
みくる(プロフ) - メロさん» 一気読みありがとうございます!!嬉しいです……。そうなんですよ、完結までめっちゃ時間かかってしまいました笑 (2022年2月17日 21時) (レス) id: af4838d834 (このIDを非表示/違反報告)
メロ(プロフ) - 今日初めて見ましたが、一日で全て読んでしまいました…しかも完結したのがつい最近だと知り、とてもびっくりしてます!とっても面白かったです!素敵な作品をありがとうございました!! (2022年2月16日 23時) (レス) @page47 id: 90cba439c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みくる | 作成日時:2019年3月30日 18時