二枚 ページ2
仕方ない！ 届けてあげよう！
私は爆破されるのを覚悟に、お風呂に入るために持ってきたものを、とりあえず脱衣場に置いた。
持ってきたビニール袋を出し、パ.ンツをその中に入れる。流石に年頃の女の子が男物のパ.ンツを持っているというのは、とても可笑しいことだからだ。
私は気持ちを入れ換え、他の人に会いたくないなと思いながら、爆豪の部屋を目指して歩いた。
「高田？ 男子寮に用でもあるのか？」
私がコソコソと歩いていると、誰かに声をかけられて、胸がドキッとする。
声をかけてきた人物は、爆豪の部屋の隣である切島だ。ちょうど部屋から出てきたところらしい。
「うん、まぁ、ちょっとね」
分かりやすすぎただろうか。
切島は、不思議そうに私を見ている。
「……よくわかんねぇけどよ、一応早く帰れよ？」
切島は何故か少しだけ頬を赤く染めて言った。
早く帰れも何も、まだ用事が済んでいない私は、一刻も早く切島にバレないように「うん、ありがと。じゃあね」と早口に言って、背中を押した。
お願い早く行ってください。
「お、おう」
切島は言うと、去っていった。姿が見えなくなるのを確認する。
私は、爆豪の部屋を緊張しながらもノックした。
「ばくごーさん、お届けものでーす」
宅配風に言ってみた。
爆豪の舌打ちと足音が聞こえ、扉が開く。
「……んだよ」
いつも通りの、眉間に皺を寄せた顔で爆豪は言った。
パ.ンツを出して、キレられる前に逃げる準備をしておこう。
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夢花(仮垢) - いや、うん、衝撃的すぎて死ぬ← 続き！続き！消さないで！w (2018年11月19日 10時) (
レス) id: 1ce7d18474 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃとん(プロフ) - 続きが気になるぜぃ、、、(ФωФ) (2018年11月2日 14時) (レス) id: 1c08bbf829 (このIDを非表示/違反報告)
ハルトマンの少女妖怪 - 秋都さん» 草に草を生やすな (2018年10月28日 21時) (レス) id: b04a06705b (このIDを非表示/違反報告)
味ぽんのすけ(プロフ) - 笑った (2018年10月25日 12時) (レス) id: dca901ea27 (このIDを非表示/違反報告)
秋都 - 歩く中二病さん» 待って、食べるのは流石に草ww (2018年8月26日 19時) (レス) id: 02945f0d8d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Hermia x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kakuumusou1/
作成日時：2018年8月16日 3時
