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双子になって九十六日目。 ページ8
花巻目線
「おせぇーなアイツら」
唐突に怜羅達から東京行こうと誘われたのが一週間前。
俺は今仙台駅に居た。
「どうせ寝坊でもしたんじゃね？」
「誘っといてなんだよ...」
現在時刻は午後1時45分。
約束の時間は午後1時半。
もう既に俺たちは15分待っている。
先程怜羅にLINEをしたところ、【遅れる！！！】と来たのみで何故、どのくらい遅れるのか全く分かっていないのだ。
松川と軽く談笑しながら待つことさらに10分。
汗だくになりながら3人が現れた。
「ごめん！！！花巻！！！松川！！！遅れた！！！
徹のせいで！！！」
「はぁ！？怜羅のせいでもあるでしょ！？」
「うるせえ！お前ら！！！」
「「岩泉/岩ちゃんのほうがうるさい！！」」
来た早々喧嘩する及川達に俺は今回の旅の不安をひしひしと感じるのであった。
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作者名：しばいーぬ | 作成日時：2021年11月26日 19時
