双子になって二十二日目。 ページ29
「怜羅くん!スポドリ!」
「怜羅くん、お疲れ様!」
徹や先輩達から愛原先輩のことを言われた日から三日が経った
確かに俺にスポドリやタオルを渡すのは決まって愛原先輩だし部活中には三浦と全く喋っていないことが分かった
三浦のことを気ぃ使えと言われましてもそもそも喋ってないのにどう気ぃ使えと???
まぁどうせ休み時間とかには喋ってるし大丈夫だろう
「怜羅くんは好きな人とかいるの??」
休憩をしていた時にふと愛原先輩に話しかけられた
今までは労りの声掛けばかりだったので何となく新鮮だ
「俺ですか...好きな人とかそういうのはあんま良く分かんないですね。」
「ふーんそうなんだ!」
俺が答えるとパタパタとかけていく愛原先輩。
他の先輩達や徹達は愛原先輩のことを散々に言うが俺にはそうには見えないんだよな...
猫かぶってんのか!?だとしたら相当上手いなぁ...
「女子って怖ぇ...。」
「あ"?及川、喧嘩売ってんの?」
そう言いながら俺の手からスポドリを回収しようとしている所を見るとこいつもしっかりマネやってんだなと感じる
「あ、三浦。言っとくけどお前は怖くねぇよ?だってお前殆ど女子じゃないようなモンだろ()」
「よし後でぶん殴る。
ってそうじゃない!!練習再開するからはよコート入れ!」
俺ははーい。と言って三浦にスポドリを預けコートに入る
三浦が俺の事を及川と呼ぶのには理由がある。
なんでもお兄ちゃんの名前が怜羅なんだそうだ。
授業中、自己紹介の時に紛らわし!って急にキレられてちょービビったもん。
「怜羅!!遅っせぇ!!」
「岩泉、ごめんて!」
ドカッ
「い"っ!?」
岩泉の顔面サーブを食らったがが岩泉の怒りは収まらない
ちょっと遅いだけでこれなんて...どんだけバレー馬鹿なんだよw
そう思いながら俺はボールを岩泉に投げ返した
勿論本気で。
134人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
reirasukuuuuuuu(プロフ) - ましゅまろさん» コメントありがとうございます(´∇`)少しずつ更新していきますので暖かい目で見ていただければ幸いです。 (2021年8月24日 1時) (レス) id: b3831baf91 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 更新ありがとうございます!!クロスオーバー作品大好きです!特に銀魂は刺さります…自分のペースでいいので、良かったら更新続けてください! (2021年8月24日 1時) (レス) id: a0cb060353 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:しばいーぬ | 作成日時:2021年8月11日 21時