双子になって二十一日目。 ページ28
「及川〜、はいタオル」
「せんきゅ」
青城には女子マネが二人居る。
一人は三年の
もう一人は一年の
「怜羅くん!お疲れ様!体調大丈夫?」
「大丈夫です。」
「何かあったらすぐ私に言ってね!」
愛原先輩は俺の事をなんだと思っているんだ。そんなか弱くないぞ?
そんなことを思いながら渡されたスポドリを飲み徹の所にむかう。
「お前愛原先輩から好かれてんよな、」
「そーそー!最近愛原先輩とばっか話しててお兄ちゃん泣いちゃいそー!」
「どうせ徹とは家で話すだろ」
俺はそんなに気にしてなかったがあの岩泉に言われるほど愛原先輩とばっか話してたみたいだ
「きゃあっ!」
徹達が話してる余所で一人悶々と考えていると手洗い場の方から叫び声がした
異変を感じて俺たちは手洗い場の方へ向かうと愛原先輩がびしょ濡れで倒れていた
「大丈夫ですか?」
「うん!大丈夫!ありがと、怜羅くん!」
俺は愛原先輩の手を取り立ち上がらせると事情を聞いた
どうやら普通に転んだらしい。
幸いジャージ姿だったため、制服に着替えてそのまま活動を続行させた
「おい、及川!あー、弟の方!ちょっと来い!」
練習に戻ってレシーブ連をしていると
急に三年の先輩から呼ばれて心臓がきゅっとなる
「怜羅なんかやらかしたの?」
「そんな記憶はないけどなぁ...」
急いで先輩の方へ向かうと男子トイレに誘われた
「俺に何か御用ですか?」
「あー、愛原の事なんだが」
「愛原先輩の事?」
「アイツ一回やからしてんだよ」
「ちょっと前まで二年にもう1人女子マネが居たんだけどな主に
そんでお前三浦と同クラだろ?ちょっと気遣ってやれ」
「...分かりました」
「助かったよ、三浦に辞められるとお前らの代がマネ居なくなって大変だろ?」
俺たちの事を考えてくれているんだと思うと先輩が神様のように思える。さっきまで怒られるんじゃないかと思っていた自分を殴りたい
それにしても愛原先輩がそんな少女漫画に登場するような悪女だったとは...
女の人って怖いなと思いながらトイレを後にした
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reirasukuuuuuuu(プロフ) - ましゅまろさん» コメントありがとうございます(´∇`)少しずつ更新していきますので暖かい目で見ていただければ幸いです。 (2021年8月24日 1時) (レス) id: b3831baf91 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 更新ありがとうございます!!クロスオーバー作品大好きです!特に銀魂は刺さります…自分のペースでいいので、良かったら更新続けてください! (2021年8月24日 1時) (レス) id: a0cb060353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しばいーぬ | 作成日時:2021年8月11日 21時