双子になって十九日目。 ページ26
徹目線
それから怜羅は叫び疲れて眠った
まだ日も昇ってないし朝まで寝かせてあげよう。
「それにしても...怜羅は強いなぁ。」
ここまで一人で頑張ってきたんだと思うと涙が出てくる
怜羅の話を聞いてから改めて怜羅の部屋を見ると竹刀だったりハンカチだったりと置いてあるものは殆ど銀時に関係するもの
ほんとに銀時のことが好きだったのだろう。
「会ってみたいなぁ」
生きてたらの話だけど。
_____________
怜羅目線
ブーブーブーブーｯ！
ドスｯ
目覚ましの音で起きる
横には徹が寝ていて夜中の騒ぎを思い出す
「恥っず...」
まだ徹は寝ているようなので起こさないようにそっと布団から抜け出してキッチンへ向かう
夜勤って言ってたから朝ごはんとか弁当とかの用意しておいた方がいいだろうと思って昨日の夜から下準備をしておいたのだ。
と言ってもそんな大層なものでもないけど
「今日は朝ごはん食べる気分じゃねぇな」
一人暮らしの時は面倒くさくて朝ごはんを食べていなかったから朝は基本あまり食べない。というか食べ過ぎると吐き気がする。
習慣って怖い
徹とお母さんの分の朝ごはんを軽く作り、弁当もちゃちゃっと用意する。
そんなこんなをやっていると徹が起きてきた
「おはよ怜羅〜、朝早くない？」
「おはよう。ご飯作るために早く起きたんだよ」
徹はむにゃむにゃしながら席について朝ごはんを食べ始める
「...怜羅。もう大丈夫？」
徹を見つめているとふとそんなことを聞かれた
きっと夜中のことだろう
「もう大丈夫。ちょっと情緒不安定だった」
「ふーん...。無理しないでね」
しないよwと返して朝の準備を始める
夜、徹と話したからなのか喉がズキズキと痛む
痛ってぇ...
あーあー、と声をあげると凄いしゃがれ声になっていて昨日どんだけ叫んだのかが想像できた。
近所迷惑も甚だしいな。
けど、喉が枯れたのなんてそう簡単に治せるもんじゃない。
しょうがないこのまま行くか...
諦めてそのまま学校に行くと岩泉と徹に凄い笑われた
岩泉はともかく徹まで笑うなんて...
とりあえず徹に1発かましてそのまま授業をうけて1日を終えた。
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reirasukuuuuuuu(プロフ) - ましゅまろさん» コメントありがとうございます(´∇｀)少しずつ更新していきますので暖かい目で見ていただければ幸いです。 (2021年8月24日 1時) (
レス) id: b3831baf91 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 更新ありがとうございます!!クロスオーバー作品大好きです！特に銀魂は刺さります…自分のペースでいいので、良かったら更新続けてください！ (2021年8月24日 1時) (レス) id: a0cb060353 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しばいーぬ | 作成日時：2021年8月11日 21時
