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双子になって九日目。 ページ14

部活にも行き始めて学校も慣れてきた頃

唐突に女の子達から元の苗字ってなんですか!?と聞かれた。


「ちょっと待って!?誰から聞いた!?」

「及川くんです!」


あっのクソ兄貴....

徹を探してみると岩泉と一緒に案外近くで聞き耳を立てていた。


「え、あ〜今はあんま教えたくないかな〜。」


そう答えるとえ〜と落胆した彼女達

それよりも...


「ちょっと急用が出来たからまた今度ね」


彼女達にそう伝え俺は聞き耳を立てる徹達の元へ向かった。


「おーまーえーらー??」


俺が声掛けると明らかにびくっとした徹達


「なんで女の子達に元の苗字が違うって教えたのかなぁ???」

「それは、怜羅さん....海より深いわけがあって...」


焦っているのか俺に対して敬語になる徹


「ほうほうその理由を聞こうじゃないか」


徹が言うには
部活で及川兄弟の呼び名の話題になった時、徹は及川呼びで慣れてるから変えたくないしでも怜羅も及川だしとなり困り果てた時に、徹が怜羅元の苗字あると思いついたそうだった。


「それでなんで女の子達に教える必要があったのさ」

「直接聞くのが気恥ずかしかったからだよ☆」


馬鹿じゃねぇの...?

星マークが付くように喋る徹にとりあえず一発お見舞いした


「はぁ...別にお前らだったら普通に教えるつーの。
徹に関しては兄弟だし」

「まじか教えてくれ」


そういうと一瞬で元気になる徹と岩泉


「俺の旧姓は坂田だよ。坂道の坂に田んぼの田」


苗字を告げると坂田...と呟く岩泉と徹。

それを横目にこの話で一番伝えたいことを言う。


「あとなぁ?俺はまだ及川になったばかりだから及川と話しかけられても気づかないことがある。
だから呼び名なんて普通に怜羅でいいんだよ」


「きゃあ、うちの怜羅男前〜!」



そう言ってこの話は終了した


後日改めて女の子達に苗字を伝えると話しかけられる時に坂田くんと呼ばれることが増えた

今は坂田じゃないのに...



俺のバレーの腕はめきめきと上達して後輩となら一緒に練習しても迷惑にならないくらいになった

俺は学校から帰った後だけでなく早朝にも練習した

早く徹達に追いつけるように








--------キリトリ線--------


作者は万年文化部なんで運動部がどういう感じが分かっていません。完全構造ですのでここ違うとなっても暖かい目でご覧下さい。

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reirasukuuuuuuu(プロフ) - ましゅまろさん» コメントありがとうございます(´∇`)少しずつ更新していきますので暖かい目で見ていただければ幸いです。 (2021年8月24日 1時) (レス) id: b3831baf91 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 更新ありがとうございます!!クロスオーバー作品大好きです!特に銀魂は刺さります…自分のペースでいいので、良かったら更新続けてください! (2021年8月24日 1時) (レス) id: a0cb060353 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しばいーぬ | 作成日時:2021年8月11日 21時

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