検索窓
今日:6 hit、昨日:13 hit、合計:74,237 hit

双子になって六日目。 ページ11

ブーッブーッブーッブーッ

ドスッ←


今日から学校だ

徹はランニングに行ってしまった

転校生という括りなので早く来て職員室で待機らしい

昨日買い物行った時、徹に中学の場所を教えて貰ったので場所は分かる。

真由美さんの朝ご飯を食べてから家を出る。


「行ってきます」

「行ってらっしゃい」


太陽が照っている。いい天気だ。

数十分歩くと正門が見えてくる

その正門を潜り職員室へと向かう


「失礼します。坂t...及川怜羅です。」

「初めまして。これから担任になります、菊地と申します。よろしくね。怜羅くん」


それから色んな説明を受けて教室に向かうことになった。


「及川徹くんと同じクラスにしておいたからね。」


先生のはからいで俺は徹と同じクラスになった。

めちゃくちゃありがたい。


「それじゃあ、私が先に入るから呼んだら入ってきてね」


先生がおはようというと
教室から元気の良い返事が聞こえてくる。

面倒見のいい先生なんだなと伝わってくる


「....転校生がこの教室に来てくれました。それでは入ってきて下さい。」


先生に呼ばれて教室に入る


こちらを見る目が、奇異な物を見たかのような目をしている。


「...名古屋から来ました、及川怜羅といいます。
これからよろしく」

「じゃあ席は徹くんの隣ね。怜羅くん。」


先生にそう言われて俺は徹の隣の席に着く


「それじゃあこの一時間は質問コーナーにでもしましょうか。好きにして良いわよ。」


げ。なんてこった。
先生がそういった途端人の波が押し寄せてきた

咄嗟に隣にいた徹を盾替わりに掴んで自分の前にやる。


「おわっ!怜羅!?」

「俺、軽い人見知り。おーけ?」


性格を変えると言ったが初対面はどうしようもない

少し経てば慣れてくるとは思うが

そう。これは不可抗力だ。


「怜羅くんって、及川くんと仲良いの!?」


俺も及川くんなんだけど...

なんて答えればいいか戸惑っていると代わりに徹が答えてくれた


「怜羅は俺の弟だよ」

「そゆこと。」


徹が弟と伝えると周りの女子達がきゃあきゃあし始める

徹ってモテんのかよ...けッ


「何部入んの!?」

「...バレー部」

「まじで!?上手いの!?」

「いや、ド下手」


徹に女の子の対処を任せると俺はようやく喋れるようになってきた。

いや〜、女の子っておっかねぇ


「怜羅のその髪とかってカラーか?良く校則引っかからなかったな」

双子になって七日目。→←双子になって五日目。



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (39 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
134人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 銀魂 , 青葉城西
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

reirasukuuuuuuu(プロフ) - ましゅまろさん» コメントありがとうございます(´∇`)少しずつ更新していきますので暖かい目で見ていただければ幸いです。 (2021年8月24日 1時) (レス) id: b3831baf91 (このIDを非表示/違反報告)
ましゅまろ(プロフ) - 更新ありがとうございます!!クロスオーバー作品大好きです!特に銀魂は刺さります…自分のペースでいいので、良かったら更新続けてください! (2021年8月24日 1時) (レス) id: a0cb060353 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:しばいーぬ | 作成日時:2021年8月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。