雨柱と昔話2 ページ13
inNo
炭治郎たち四人が雑談しながら部屋で待っているとAが部屋に入ってきた。
Aは四人と向かい合うように座った。
『今日は集まってくれてありがとう。早速だけど、今日は君たち四人に知ってもらいたいことがあるの。』
座ってすぐにAは口を開いた。
炭「知ってもらいたいこと?」
炭治郎が代表して口を開く。
その隣では伊之助が稽古ではないなら帰ると言い始めた。善逸はそれを宥める。
そんな二人には目もくれず、Aは話し始める。
『元々、私は大体100年位前に鬼殺隊に入ってね、それ以来、隊士の皆に君たちみたいに体の使い方や鬼の特徴、鬼殺隊とは何なのか…とか、色々なことを教えてきたの。
で、その一環として私の事も話すようにしているの、』
Aは禰豆子を見るが、彼女は理解できないといった表情をAに向けた。
『これは禰豆子ちゃんにも関係する話かもだから連れてきてもらったの。
私の生い立ちの話、とっても古い昔話。』
ゆっくりと一言一言紡ぎだしていくAに伊之助は騒ぐのをやめる。
善「生い立ち?」
善逸は彼女から発せられる空気から少しずつ不安になっていく。
『そう、炭治郎との初めての稽古、お話で色々聞かれたの、例えば、雨の呼吸をどこで会得したのか、どうして鬼殺隊に入ったのか…でも、私はその場で答えなかった。
だから、その話を今からします。』
そういってAはずっと被っていた白い頭巾を外す。
『私が鬼と人間の混血ということを、』
そういって開いた眼は鬼と同じ猫目をしていた。
その眼を見て、啞然とする3人
そして、禰豆子は警戒態勢を取った。
そんな4人を尻目にAは話し始めた。
・
119人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白(プロフ) - 夜小雨さん» ありがとうございます!私も無一郎推しなのでこれから無一郎とどんどん絡ませていきたいと思ってます! (2019年9月11日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜小雨(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品とても面白く読ませていただいています!私は時透無一郎君推しなので、いつも楽しみに更新を待っています!これからも頑張ってください! (2019年9月10日 7時) (レス) id: 7c173ad1c5 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 夏目さん» ご愛読ありがとうございます。学校が始まって更新頻度がどうしても落ちてしまうのですが、空いた時間を見つけて更新していきたいと思っています!私もアニメを見ながら煉獄さんの声が若々しい…と驚きましたw (2019年9月7日 22時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。とっても良い作品だと思うので、更新よろしくお願いします。あと、私も煉獄さんの声はもう少し野太いイメージでした!頑張ってください! (2019年9月7日 0時) (レス) id: 06c8633641 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なう。さん» コメントありがとうございます。師弟愛からの恋愛ですか…検討させていただきます。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:白 | 作成日時:2019年8月12日 22時