雨柱の昔話1 ページ12
inNo
Aが自室へ入ると、彼女は顔をしかめた。
部屋が冷気で満たされていたからだ。
そして、部屋の端に置いている文机には、小さな箱が置いてあった。
箱の蓋には、〈我が娘へ〉と書かれていた。
Aは箱を開けた。
中には小さな瓶に入った液体が数種類は入っている。
瓶には〈上陸〉〈上弐〉など書かれた紙が貼ってある。
箱の蓋を裏返せば紙切れが挟まっており、それには〈解毒剤〉と書かれていた。
Aは口元を歪め、紙切れをクシャリと潰した。
鴉「雨川ァA!!!仕事ォ!!仕事デアル!!!数日後ォ!合同任務デアルゥ!!」
鴉が窓から入って、任務の知らせを伝える。
Aは箱を閉じ、押し入れにしまった。
押し入れには〈我が娘へ〉と書かれた箱が沢山しまわれていた。
・
in炭治郎
Aの稽古に善逸、伊之助が合流してから一週間が過ぎた。
今日は蝶屋敷の一室に俺たち三人と禰豆子が集められていた。
因みに二人も最初にAとの話し合いをしたんだがその内容が…
〈善逸〉
善「好きな食べ物は!?」
『甘いもの全般ですかね。』
善「そうなんだ!!俺、おすすめの甘味処があるから今度一緒に行こうよ!!」
『そうですか、予定が空いたらお声掛けしますね。その時教えてください。』
善「好きな相手は!?いる!!?」
『さあ、恋愛は相談は受けたことがあるんですが、自分がしたことがないので…恥ずかしい話、初恋もまだでしてて…』
善「そうなんだ!!じゃあ、俺とかどう?!」
『私、隊士の皆さんは家族の様に思ってまして…』
といった感じで、Aに質問攻めをしていた。
その反対は…
〈伊之助〉
伊「うぉぉぉぉぉ!!猪突猛進!!!」
『わあぁ、凄いですね。力強い剣戟です。』
伊「はははは、そうだろう!!なんたって俺は伊之助様だからな!!」
『そうですか!二刀流というのも素敵ですね、その柔軟性も、相手からしたら本当に厄介でしょうね。』
伊「そうか!そうか!それじゃあ、お前には俺の必殺技を見せてやろう!!」
そういって、話どころか直ぐに木刀を使って戦い始めた。
それでも、善逸も伊之助もやる気が一気に上がって、稽古に真剣に取り組んでいた。
そんな中、禰豆子も含めて俺たち四人に改まって何の話だろうか?
・
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白(プロフ) - 夜小雨さん» ありがとうございます!私も無一郎推しなのでこれから無一郎とどんどん絡ませていきたいと思ってます! (2019年9月11日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜小雨(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品とても面白く読ませていただいています!私は時透無一郎君推しなので、いつも楽しみに更新を待っています!これからも頑張ってください! (2019年9月10日 7時) (レス) id: 7c173ad1c5 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 夏目さん» ご愛読ありがとうございます。学校が始まって更新頻度がどうしても落ちてしまうのですが、空いた時間を見つけて更新していきたいと思っています!私もアニメを見ながら煉獄さんの声が若々しい…と驚きましたw (2019年9月7日 22時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。とっても良い作品だと思うので、更新よろしくお願いします。あと、私も煉獄さんの声はもう少し野太いイメージでした!頑張ってください! (2019年9月7日 0時) (レス) id: 06c8633641 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なう。さん» コメントありがとうございます。師弟愛からの恋愛ですか…検討させていただきます。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白 | 作成日時:2019年8月12日 22時