雨柱と蛇柱と音柱 ページ31
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伊「ふぅん、そうか…ふぅん…陸ね、一番下だ、上弦の。
陸とはいえ上弦を倒したわけだ、陸だがな、褒めてやってもいい」
上弦の陸・妓夫太郎、墜姫の消滅が確認されて少し経った頃、鬼殺隊の蛇柱・伊黒小芭内が遊郭へ隠を伴い、到着した。
伊黒は宇髄を見つけるとそこに詰め寄り、言葉をかける。
ネチネチと嫌味ったらしく言うさまは宇髄、そして嫁三人を苛立たせる。
伊黒が宇髄の容態を見て、これからどうするのか復帰にいつまでかかるのか尋ねるが宇髄は引退すると言い切った。
伊「ふざけるな。俺は許さない。ただでさえ若手が育たず死にすぎるから、柱は煉獄が抜けた後、空席のまま、お前程度でもいないよりはマシだ。死ぬまで戦え。」
伊黒はこれからの事も考え、戦えと宇髄を催促するが宇髄はその言葉に首を振った。
宇「いいや、若手は育ってるぜ、確実に。お前の大嫌いな若手がな、」
伊黒は宇髄の言葉を聞いて驚く。
伊「おい、まさか…生き残ったのか?この戦いで?竈門炭治郎が?」
『うん、生き残ったね。炭治郎くん、後、禰豆子ちゃんと善逸くんと伊之助くん。皆生き残ってる、最高だ。まあ、全員が重症だけれど、これ以上の贅沢はないよね。なんたってあの上弦相手なんだから。』
宇・伊「「!!!」」
割り込んできた声に宇髄と伊黒、そして嫁三人は驚く。
伊黒の後ろに気配もなく現れたA
『天元くん、君の引退はお館様も同意してくださるだろう。僕の方からもお館様に働きかけておくよ。
それにしても遅かったね、伊黒くん。僕は蝶屋敷で腕の治療を終わらせてから最速で来いと言ったはずなんだが…これはどういうことだ?もう数刻早く来れただろう、君なら』
先程の伊黒に負けず劣らず、大分毒のある言い方だった。
伊黒の発言に大分怒っていることが分かる。
伊「しょうがないだろう、鴉の報告を受けて、隠を連れてきたんだ。」
そんなAに臆することなく淡々と事情を説明するAに宇髄は冷や汗をかく。
伊「それにしてもお前は上弦にすらソレをするのか」
伊黒の呆れた目の先にはAが持っている妓夫太郎、墜姫の衣服があった。
『はい、勿論。この2人は余計に同情してしまって…』
そういってAは衣服を埋める場所を探しに行った。
・
文字数の壁がなくならないか切に願いながらの技紹介
雨の呼吸 肆ノ型 黒風白雨:体を捻り、その力で敵の攻撃を絡めとり、吹き飛ばす。対大技、広範囲攻撃に有効。
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白(プロフ) - 夜小雨さん» ありがとうございます!私も無一郎推しなのでこれから無一郎とどんどん絡ませていきたいと思ってます! (2019年9月11日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夜小雨(プロフ) - 初コメ失礼します!この作品とても面白く読ませていただいています!私は時透無一郎君推しなので、いつも楽しみに更新を待っています!これからも頑張ってください! (2019年9月10日 7時) (レス) id: 7c173ad1c5 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - 夏目さん» ご愛読ありがとうございます。学校が始まって更新頻度がどうしても落ちてしまうのですが、空いた時間を見つけて更新していきたいと思っています!私もアニメを見ながら煉獄さんの声が若々しい…と驚きましたw (2019年9月7日 22時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
夏目(プロフ) - いつも楽しく読ませて貰っています。とっても良い作品だと思うので、更新よろしくお願いします。あと、私も煉獄さんの声はもう少し野太いイメージでした!頑張ってください! (2019年9月7日 0時) (レス) id: 06c8633641 (このIDを非表示/違反報告)
白(プロフ) - なう。さん» コメントありがとうございます。師弟愛からの恋愛ですか…検討させていただきます。 (2019年8月22日 20時) (レス) id: a10d3b18e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白 | 作成日時:2019年8月12日 22時