第23話 ページ24
『ええ！罪人は全て消去するの。いいえ、粛清するのよ！そうしたら、この世界は綺麗になる』
「藤丸は罪人……？いや、だとしても俺らは何もしてない！」
『ツクヨミは何もしてないわ。気絶させているだけよ。私の信じている非罪人は藤丸立香と聖女ジャンヌ・ダルク、ジャンヌ・ダルクオルタナティブ、ジャンヌ・ダルクオルタサンタリリィ、天草四郎時貞、ジャック・ザ・リッパー、』
『それから私の師匠ね。このクラスでは緑谷出久、轟焦凍くらいかしら。』
「「！！？」」
「ジャンヌ・ダルクオルタ……なんとかって女の子は前いたよな？」
「なんでジャック・ザ・リッパーは非罪人なの？」
『知らないの？ジャック・ザ・リッパーのこと、少しだけ教えてあげましょうか。』
いまから何百年も前。
そこにはたくさんの娼婦がいた。
産まれるはずだった子供たちはゴミのように扱われ、川に捨てられた。
やがてそれは人の形をとった。
「お母さん」
『＿＿＿。簡単に言うとこれくらいかしら。』
「そ、そんなことが……」
『罪あるものには粛清を。清らかな霊魂と成り果てるまで冥界のエレキシュガルの所で苦しみなさい。』
「さっきからだらだらとよぉ……気づいてねえんかよ」
『！』
「ぁ……ぐぅ……召喚、ルーラージャンヌ・ダルク、アヴェンジャージャンヌ・ダルクオルタ」
『しまった！！』
「……！大天使ガブリエル様……これは一体？」
「分からないの？オルタに決まってんじゃない。」
『あはは……こんにちは、ジャンヌ。あなた達は非罪人。粛清はしなくていいのよ』
「私は……こんなことを望んだ訳ではありません。」
「あんたはガブリエルじゃない。オルタナティブでしょ。なら、ここで蹴散らすまでよ。」
『くそっ……！』
「そ、その人たちは！？」
「俺の個性！」
「藤丸の個性！？」
旗をもち開く白き聖女ジャンヌ・ダルク。
黒を見に包んだ赤い炎と剣を持ち龍の旗をもつフランスを恨んだジャンヌ・ダルクオルタ。
その前にはかつて自分の信じていた、自分の信じている大天使ガブリエル。いや、[堕天使]ガブリエルオルタ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 54人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
もっぷ - いえいえ！これからも頑張ってくださいね！ (2019年2月2日 10時) (
レス) id: 2b2c57a0a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐだ子 - もっぷさん» 感想ありがとうございます！申し訳ございません...まだまだすごく駄作で、皆さんのお気持ちも分かっていませんでした。本当にごめんなさい。もう一度見返し、頑張っていきます (2019年2月2日 2時) (レス) id: 9d73ceb014 (このIDを非表示/違反報告)
もっぷ - とても面白いです！ただ･･･前途ある高校生の夢を奪う行為は流石に大人気ないかと･･･(｢しつこい｣がどのくらいかは知りませんが･･･) (2019年2月1日 1時) (レス) id: 2b2c57a0a0 (このIDを非表示/違反報告)
ぐだ子 - リサさん» 教えて下さりありがとうございます！本当ですね…誤字脱字を無くせるように頑張ります！ (2019年1月8日 18時) (レス) id: 9d73ceb014 (このIDを非表示/違反報告)
リサ(プロフ) - ふたほうではなくそうほうですよ。第9話の話のオールマイトの台詞です (2019年1月2日 16時) (レス) id: f16a97212c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぐだ子 | 作成日時：2018年10月31日 23時
