六十三話 ページ17
〜次の日〜
瑠璃「刹那〜!本当に手合わせしてくれるの〜!?」
「勿論さ。僕は嘘を吐かないよ」
瑠璃「やった!!」
こんな会話をしながらトレーニングルームへ向かった。
〜トレーニングルーム〜
この部屋に入ると瑠璃はまるで人が変わったように真剣な顔つきになる。
瑠璃は情報屋だから、集中力がとても高い。
僕でも尊敬してるよ。瑠璃の集中力には・・・。
「3,2,1で始めるよ」
瑠璃「うん」
「さんっ」
瑠璃「にっ」
「「いち!!」
瑠璃は素早く銃を取り出して構える。
僕も双剣を出して構える。
ドンドンッバンバンッ カキンカキンッッ
瑠璃の銃から放たれる弾を双剣で真っ二つに斬る。
そして一気に瑠璃の後ろへ回り込む。
瑠璃「っ!」
瑠璃もそれに反応し後ろに振り返り、銃を連射する。
僕はまたそれを弾く。
〜数時間後〜
瑠璃「ハァ・・ハァ・ハァ」
「もう終わりでいいかぃ?」
僕は、瑠璃の首に双剣を突きつけている。
瑠璃が今、一歩でも動けば首が飛んでいく。
瑠璃「参ったよ・・」
瑠璃は悔しそうにそう呟いた。
でもその表情はどこか晴れているようにも見えた。
「お疲れ様・・」
僕は双剣をしまって、手を差し伸べる。
今日の夜からリング争奪戦が始まるから
少し気合が入っちゃったんだ。
だから、少し本気を出しちゃったよ。
瑠璃「ありがとう^^」
瑠璃は笑顔で僕の手を取った。
「強くなったね」
瑠璃「そうかな〜?刹那の方が断然強いけどね」
瑠璃は尊敬の眼差しで僕を見る。
僕は、瑠璃から尊敬されるような人間じゃないよ。
そんな立派な人間じゃないんだ・・・。
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アイ - とても面白いですもっと頑張ってください応援しています (2018年4月4日 21時) (レス) id: 0be3608437 (このIDを非表示/違反報告)
みっちゃん(プロフ) - すごくおもろかったっすわ。更新頑張って下さいっす。 (2013年8月26日 13時) (レス) id: 65ecf7d3cd (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 蜂蜜さん» 大丈夫ですよ^^間違いは誰にでもありますし・・。ありがとうございます!時間がないのであまり書けていませんが頑張りますっ! (2013年7月16日 15時) (レス) id: 24d3c0ea4d (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜(プロフ) - ごめんなさい。↓の間違えました。 (2013年7月16日 1時) (レス) id: adf03d47b8 (このIDを非表示/違反報告)
蜂蜜(プロフ) - とっても面白いです(*´ω`*)更新頑張ってくださいね! (2013年7月16日 1時) (レス) id: adf03d47b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイラ | 作成日時:2012年11月23日 15時