君を忘れない

王様 ページ8

貴「王様ってどんな方なんですか？」
日「えっ」
草「うーん…」
日「ごめん、尊のいいところを上げようとしたんだけど…」
　「何にも思いつかない」
草「同じく」
多「キングははっきり言うと、ぐーたらライオンだよ！」
貴「え、そんな方なんですか？」
日「んー、否定はできないねえ」


言ってる間にキングの部屋に到着

コンコン

草「尊、入るで」
　「こちら、十束の彼女の花宮Aちゃん」
貴「初めまして、花宮Aです」
尊「…十束に彼女なんていたんだな(笑)」
多「キング、ひどっ！」
尊「お前はここに入りたいのか」
貴「入りたい、です」
尊「なら、この手を取れ」


キングの炎がより一層大きくなる

Aが動揺してるのが伝わってくる

多「大丈夫、手を取ればいいだけさ」
貴「うん…」

Aがキングの手を取ると、キングの炎がAを包んだ

やがて、炎は収束していった

日「これでAちゃんは、私たちの仲間だよ！」
草「炎が使えるようになったで」
多「なるべく、使わせないようにするけどね」
貴「ありがとう、これからよろしくお願いします！」

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