第4話＊それって… ページ4
え、え…え?
な、何それ。は?
さっきまで使っていた脳が停止してしまった。
考えられない。
パチュリーの一言で。
「だって貴方…図書館の中ばっかり見て、私の事見てくれないんだもの」
パチュリーはそう言って5秒程たつと我に返ったのか
「は!?え、えと…それは違くて…じゃなくて…違うのは…じゃなくて…」
顔を真っ赤にして両手で何かを必死に説明しようとしていた。
「…と、とりあえず、さっきの嘘だから、その、勘違いしたのなら謝るわ…ごめん、なさい…」
パチュリーは自分の服を握りしめて謝ってきた。
『…び、びっくりした…パチュリーが俺の事嫌いとか、本当にびっくりした。でも、それが冗談だったって分かった時、すごく安心した。』
パチュリーは下を俯いていた。
重い空気が大図書館に漂う。
刹那、
「パチュリー様っ!!昨日言っていた本を手に入れましたっ!!!」
駆け足でパチュリーに駆け寄ってくるのは
綺麗な紅色の長髪、頭と背中についている黒い羽、黒い尻尾。
彼女は小悪魔。名前は知らない。
名前は秘密なんだとか。ちなみにこの大図書館の司書で、パチュリーの使い魔だ。
「貴方、あの本を…?」
「はいっ!!ちょっと失敗しそうになったんですけど、頑張りました!!!えーっと、これです。はい、どうぞ、パチュリー様!」
小悪魔はパチュリーに緑色の分厚い本を手渡す。
「へぇ…ありがとう、じゃあ少し本の整理をしていてくれるかしら」
「分かりましたっ!!」
小悪魔は本棚の所までスキップをする。
本棚の所へ着くと、鼻歌を歌いながら本の整理を始めた。
『これ、何の本…?』
今の会話の中で少し気になっていた事を問う。
「これ?医学についての本よ。永遠亭の八意永琳の物だけど」
『ん…?永琳の物っていう事は…』
「えぇ、あの子に盗ませたの。盗んだって言ってもこれを読み終えたらあの子を使って返させに行くわ」
『返すって言っても…バレたらやばいんじゃないのか?永琳だろ?』
パチュリーは持っていた本を机の端に置く。
「そうね、まぁその時は貴方が何とかしてくれることを願うわ。あの人、貴方に弱いみたいだし」
『何とかしてくれることを願うって…そんな事を言われても…』
朝起きたら紅魔館が半壊してそうで怖いなぁ。
続く (更新停止中)
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himari(プロフ) - 黒リア@元だるにゃんさん» リメイクあるの？あ、あと、ためぐちにしましょうよ。 (2015年1月15日 18時) (
レス) id: 2fef658d57 (このIDを非表示/違反報告)
黒リア@元だるにゃん(プロフ) - himariさん» そうなんですか！ 私はそれのリメイク？だったかなー？ 東方求聞史記もってます！ (2015年1月14日 23時) (レス) id: e7bf96a70d (このIDを非表示/違反報告)
himari(プロフ) - 黒リア@元だるにゃんさん» あと、公式ファンブック系は、ふつーにこーちゃんほぉーにうってました。「とうほうぶんかちょう」ってやつも、１８００えんくらいでうってました。かいましたぁー。 (2015年1月14日 12時) (レス) id: 2fef658d57 (このIDを非表示/違反報告)
黒リア@元だるにゃん(プロフ) - himariさん» すごいじゃないですか！！！いいなー (2015年1月12日 17時) (レス) id: 94940b78c8 (このIDを非表示/違反報告)
himari(プロフ) - 黒リア@元だるにゃんさん» 大ニュース(？)でぇーす♪こうまきょうとちれいでんと、げんそうしょうじょたいせんあかを、おかぁさんが、さぽっろいったときに、かってくれました。 (2014年10月13日 20時) (レス) id: 2fef658d57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：だるにゃん@reira | 作成日時：2014年8月25日 22時
