アネモネ【爆豪勝己】 (ページ6)

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おはよページ6

その日はかっちゃんの部屋に泊まったけど、かっちゃんは地面。
私はベッドで寝かしてもらった。

シングルのベッドで2人で寝るのはこえぇだってさ

かっちゃん優しいところあるよね、ほんとに。

「テメェ朝からサボる気か、おい」

「へ！寝てた！？」

「爆睡してたわ、クソが」

「ありがとう」

そう言ってのそのそと起きると時計が差しているのは、午前5時。

見間違いじゃないよね…？

「俺の部屋入られんの見られてんだから、はよ帰れや」

「えー。いいじゃん」

そう言うと舌打ちして睨んでくる。
部屋戻って寝よ…

移動しようとすると

「…寝とけ」

「いいの！？」

あぁって声の前にベッドに入り、眠りに入ろうとしてたら怒られた…

別にいいじゃんね？寝とけって言ったし。

周りのことも気にしてくれるけど、やっぱり私のこと気にしてくれるんだよな。

そんなこと思って寝てたら、もう7時で、かっちゃんに起こされた朝は幸せだった。

「おい、お前ら昨日一緒に寝ただろぉ」

「一緒に寝た…だとぉ！？」

「一夜を過ごしたの。かっちゃんカッコよかったよ♡」

上鳴と峰田のからかいに適当なことを言ってあしらう。
すると追いかけっこ……となるんだが、今日は私は走らなかった。そりゃそーじゃんね。激しい運動は控えるように…って
そしたら、そんな私に二人とも疑問を持ったようだ。