. ページ28
青side
俺がこの学校のルール
先生が何言ったって俺が弱み握ってっから
あっという間に手のひらで転がせるし。
そのくせに最近校則を変えたいとかふざけたこと抜かすやつが出てきて
ムカついてる時にぶつかってきたアイツ。
....丁度いいじゃん。次のターゲットはあいつに決めた。
タイミング良く生徒手帳を落としていってくれて名前も把握。
へぇ〜 松村北斗 ね
少し前から気になってたやつ
呼び出すや否や青い顔しちゃって
はぁ楽しいったらありゃしない
俺がジェシーと慎太郎を連れてそこへ行くと
“彼”はもう既にそこにいた。
いかにも暗そうだし友達いなさそう
ジェ｢あ〜今日は帰らなかったんだね〜｣
ついて早々大声をあげるジェシーにビクッとすると
北｢...あの、昨日は、、塾だったんで、、、｣
とボソボソ喋るそいつ。
慎｢君さ、田中樹敵に回すなんてなかなか凄いよね！｣
なんで慎太郎が言うときょとんとしてしまった。
あ、俺が副会長ってことしか知らない？
まあいいや、
｢俺このあと大会控えてるんだよね
怪我してたらどうしてくれたわけ｣
思いっきり言いよると
明らかに動揺し始める。
北｢あ、、えっと、その、、、｣
何も言わないそいつに苛立ちが募り
長い前髪をガっと掴むと
驚いたように目を開いた彼。
....は？
その目を見た瞬間に
なんだか心がギュッとした。
守ってあげたくなるような、俺のものにしたいような
なんだこれ
ずっとこのままだとやばいと思って
すぐに手を離すと
｢これ落ちてた
いいからさっさと帰れ｣
と彼の前に生徒手帳をチラつかせる。
北｢え、あ、ありがとうございます｣
と生徒手帳を受け取って帰っていった。
慎｢え、樹もういいの？｣
....おかしいおかしい
いつもは少しのことにも因縁をつけて
直ぐに手を出すのが俺なんだけど
なんだろう
あいつの顔をしっかりと見た時にそれは出来なかった。
守ってあげたくなったり顔を見ただけで心がギュッとなったり
なんなんだよコレ。
家に帰って兄貴に聞いてみる(もちろん性別は隠して)
兄｢お前それ一目惚れじゃん！！！
なになに誰々！！！！？？？？｣
....楽しそうすぎてうざい。
え、俺が！？一目惚れしてんの！？あいつに！？
｢は！？！？！？｣
なんかよくわかんなくなってその日はふて寝を決め込んだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 291人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sachiko88(プロフ) - はじめまして！リクエストお願いします。ジェシー総受けとジェシー受けのそれぞれのカプが見たいです！ (2020年4月25日 12時) (
レス) id: 58b9c3f930 (このIDを非表示/違反報告)
ちょす(プロフ) - 餡子さん» いえいえとんでもないです！！喜んでいただけて良かったです！ (2019年10月19日 20時) (レス) id: b04f7149e3 (このIDを非表示/違反報告)
餡子(プロフ) - もうかいていただき、ありがとうございます！！めっちゃ高地くん可愛かったです！！ (2019年10月13日 23時) (レス) id: ba30efafb7 (このIDを非表示/違反報告)
めぐめぐ - リクエストです。メンバー全員と王様ゲームをしていて、北斗君の番号が当たってそのままくすぐり地獄へ…そしてキャラがぶっ壊れた北斗君はそのままメンバーに甘える話がみたいです! (2019年10月9日 4時) (レス) id: 32b9573eb3 (このIDを非表示/違反報告)
餡子(プロフ) - ゆごほくの、高地くん受けお願いします。高地くんが、じゅったんに嫉妬して、拗ねて、北斗くんにデレデレに甘やかされるのお願いします。 (2019年10月7日 21時) (レス) id: ba30efafb7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちょす | 作成日時：2019年7月26日 16時
