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小松田さんが帰ってきて、門番の仕事を交代した。箒を用具管理室に返して、庭を歩いてる。すると左吉くんとつり目の赤い髪の少年が木陰に座っていた。
左吉くんと同じ忍び装束なので、1年生というのは分かる。
｢左吉くん、こんにちは｣
左吉『あ、Aさん。こんにちは』
？『左吉、この人この前来た…』
左吉『そう、事務たまさん。委員会で会ったことあるんだ。』
｢はじめましてだね。Aです。君は…｣
？『1年い組黒門伝七です。』
｢伝七くん、よろしくね。2人はここで何してるの？｣
左吉『何って…明日の授業の予習です。』
伝七『僕達、優秀な1年い組の生徒なので。』
｢そっかぁ。えらいねぇ｣
邪魔しては悪いので、私は2人と離れることにした。
｢じゃあ、勉強頑張ってね｣
左吉『えっ…』
左吉くんが忍たまの友から視線を外し私を見る。
｢？どうしたの？｣
左吉『い、いえ…』
｢そう？じゃあ、またね｣
私は2人と別れ、その場を後にした。
伝七『左吉、どうしたんだよ』
左吉『なんでもないよ、伝七』
左吉(一年は組の奴らはよく撫でてもらってるのに…)
自分の長屋に戻る途中、学園長に呼び止められた。お茶を庵に持ってきて欲しいそうだ。
私は食堂でお茶を入れ、庵にお茶を届ける。
その帰り、1年長屋の縁側で話してる庄左ヱ門くんと誰かがいた。忍び装束で1年生と分かる。
(なんだか難しい顔をしてるな…あんまり変に話しかけない方がいいかも…)
そう思ってると、庄左ヱ門くんが私に気づく。
庄『あ！Aお姉ちゃん！』
私の方へ駆け寄り、抱きつく庄左ヱ門くん。
(あぁ、可愛い…！)
キラキラした顔を向けてくれる庄左ヱ門くんを撫でる。
｢こんにちは。なんだか難しそうな顔をしてたけど、大丈夫？｣
庄『今、彦四郎の話を聞いていたんです！』
そういって、庄左ヱ門くんは一緒に話していた子の方に私を案内する。
？『庄左ヱ門…その人…』
庄『あぁ！事務たまのAさん！僕はお姉ちゃんって呼んでるけどね！』
エッヘン！と胸を張る庄左ヱ門くん。
？『僕は1年い組、今福彦四郎です。』
｢こんにちは、Aです。これからよろしくね。聞いてもいいなら、私も彦四郎くんの話を聞きたいんだけど…いいかな？｣
私は彦四郎くん目線に合わせて話す。
庄『彦四郎、Aお姉ちゃんは茶化さずに聞いてくれるよ。』
彦四郎『…じゃあ、聞いてくれますか？』
そういって、3人で縁側に座り、彦四郎くんの話を聞いた。
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しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございますー！今回はただの番号振り間違いでしたので間に物語が入ることはなかったです(´∀｀;)ﾎｯ！気づいて下さりありがとうございました！さくらさんも体調にお気を付けて！もうすぐ終わるその2も、これから始まるその3も是非見て下さいー！ (2021年7月20日 9時) (
レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - 雛鳥さん» コメントありがとうございます！面白いって言ってもらえて嬉しくて涙が…！雛鳥さんも体調にお気を付けて！お気遣いありがとうございます！ (2021年7月20日 9時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 暑いですね〜…毎日、楽しみに読んでいます!もうすぐ、その３ですね!頑張って下さい!!あの、《４２》がありません。体調には気を付けてね!(´Д⊂ヽ (2021年7月20日 7時) (レス) id: 4385f0a431 (このIDを非表示/違反報告)
雛鳥 - 1番最初から読んでハマりました！とっても面白いです！これからもキャラといっぱい絡みつつ作者さんも最近暑くなってきたので体調に気をつけてください！ (2021年7月20日 7時) (レス) id: 4ab8794890 (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - チロルさん» コメントありがとうございます！すんごく嬉しいですー！ありがとうございます！これからも見てってください！(b･ω･)b (2021年7月19日 23時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらすは釜揚げしか勝たん | 作成日時：2021年7月12日 22時
