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食堂が見える頃、私はどうにか涙を止めることが出来た。
食堂の前には葡萄色の忍び装束がみえる。
｢あ…タカ丸さん、浜さん…綾部さん｣
待っていてくれたのだろうか。まだ立花さんの影に隠れているからなのかこちらには気づいて無さそうだ。
立花『ほら、綾部になにか言うことあるんだろう？いつまでも悩んでいても仕方がないだろ？』
そう言って諭してくれる立花さんは、なんだか『がんばれ』と言ってるような気がした。
｢…はい。ありがとうございます｣
そっと立花さんのそばを離れ、4年生の方へ向かう。
立花(まったく、世話のやける子だ)
｢タカ丸さん、浜さん、綾部さん｣
私が3人の名前を呼ぶと、3人はこちらに気づく。
タカ丸『あ！Aちゃん〜！』
浜『さっきはごめんな、ちょっと混乱して追いかけられなくて』
｢いえ！私こそ勝手に走って逃げてしまって…｣
綾部さんの方を見る。壁に背を持たれ腕組みをしている。目は閉じられていて、あまり表情を感じ取れない。
(でも、今度こそ言わなきゃ…！)
｢あ、綾部さん。先程は言えなかったんですけど…｣
綾部さんの前に立つ。
『ん？』とこちらを見る綾部さん
｢今朝は…のぼせた私を介抱して下さり、ありがとうございました。先程は逃げてしまい…すみませんでした…｣
(いっ、言えたっ！)
綾部『僕も…言い方が悪かったよ。ごめん…』
綾部さんがしゅんとした顔をして謝ってくれた。きっとタカ丸さん達にも叱られてしまったんだろう。
なんだか子犬みたいで可愛く見えてきた。
｢怒っていませんよ。恥ずかしすぎて逃げてしまったんです…あはは｣
綾部『え？じゃあ、またラッキーなすけべしても怒らない？』
その言葉を少し遠くで聞いていた立花さんが
『綾部〜〜っ！！！！！』
と鬼の形相をして綾部さんを掴み、どこかへ行ってしまった。
｢…えっと、ご飯…食べよっか｣
タカ丸『そう…だね…(苦笑)』
浜『あいつ…学ばないな…』
私とタカ丸さん、浜さんで夕食を食べた。
〔その頃の綾部と立花は…〕
立花『お前は女性の扱いが雑すぎる！なんださっきの！ラッキーな助平は男同士でやれ！』
綾部『男同士でしても、楽しくないと思いま〜す。それに、立花先輩は事務たまさんの裸見られなくて悔しがってるだけでしょ〜？』
立花『〜〜っ！言い訳するなーーー！！！』
お説教は朝まで続いたそうな…。
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ずんだ餅 - うわ、、すこ✨ (2023年3月7日 8時) (
レス) @page50 id: 366c5c0809 (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - ゆりりんさん» 熱烈な愛の告白ありがとうございます(めっちゃ嬉しい)これからも末永く爆発させていきますのでよろしくお願いします(b･ω･)b (2021年7月23日 19時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 好き！(挨拶)他の二次創作が読むものなくなって久し振りに忍たまを見に来たら爆発しました。本気(マジ)で主さんありがとう。 (2021年7月23日 17時) (レス) id: 9679665185 (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - こころさん» コメントありがとうございます〜！頑張るので末永くよろしくお願いします〜！！ (2021年7月11日 20時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
しらすは釜揚げしか勝たん(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます！すんごく嬉しいです〜!!!繰り返し読んでいただけるとか…最高です…!!!これからも頑張ります！(b･ω･)b (2021年7月11日 20時) (レス) id: 1903d8bb4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらすは釜揚げしか勝たん | 作成日時：2021年7月5日 1時
