四つ葉のクローバー コナンside ページ50
公園に戻ると何故か蘭たちが来ていた。
俺とAさんは2人目を合わせた後、みんなの元に駆け寄る。
「蘭姉ちゃん？どうしたの？」
「僕達も四つ葉のクローバーを探しに来たんだよ！」
「そうそう、私達も叶えたい願い事が出来たからね！」
「みんなと一緒に探そうと思って」
おいおい…高校生にもなって四つ葉探しかよ。
3人は目をキラキラさせて公園を眺めている。
「みんなで探せばきっとすぐ見つかるよ！」
「昼前に絶対見つけてやりましょー！」
「蘭姉ちゃん達は何をお願いするの？」
俺は何となく問い掛ける。
『雑草のくせにどんだけモテモテなんだ…っ』
Aさん何に嫉妬してんだよ。
っていうかさっきからずっと四つ葉の事、雑草呼ばわりしてる…
そこら辺はどうやっても変わらないらしい。
蘭は楽しそうに笑いながら俺の質問に答える。
「みんなの願い事聞いて私達も入れて貰おうと思って！」
「あ、Aさんにはまだ、内緒よ？」
願い事ってAさんと友達になりたいってやつか…
？
全部知ってしまっているAさんをちらりと見ると口を開け絶句している。
照れよりも驚きの方が勝つのか…Aさんらしいな。
「…Aさん、モテモテね」
全て察したのだろう灰原がクスリと笑い呟く。
他のみんなは楽しそうに笑いながら四つ葉を探す。
『だから…そういうことは直接言えよ…(ボソッ』
「Aさん今、なんか言った？」
『いや？何でもない。飲み物みんな好きなのどうぞ』
「おー！いっぱいあるぞ！姉ちゃんありがとう！」
「って、これおしるこしか無いじゃないですか！」
『好きなおしるこを選んで良いよ』
「選びようが無いだろ…しかも流石に多すぎるよ」
『余ったら安室さんに押し付けるから大丈夫』
「どんな嫌がらせよ…」
そんな事を言いつつおしるこをみんなに配るとAさんは花壇の方に歩いていく。そして花壇を軽く見回した後、何かを花壇の端から引き抜いた。
『ん、四つ葉のクローバー。』
「「嘘っ！？」」
はやっ！一瞬で見つけやがった…。
綺麗な四つ葉のクローバーを手にするAさんを呆然と見つめる俺達にAさんは目を細める。
『これ、みつけると願い事が叶うんだよね？』
Aさんはそう言い四つ葉を口に当てると、少し恥かしそうに笑った。
『私と友達になって欲しいな』
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ミコト(プロフ) - 1412さん» ……確かにっ(衝撃)ご指摘有難うございます！修正しておきます！！ (2020年1月9日 22時) (
レス) id: 9d332e4a56 (このIDを非表示/違反報告)
1412 - 思ったんですが、夢主さんが自販機でジュースを買っている話があったんですけど自販機に万札は入りませんよ？お話事態はとても面白かったです！！ (2020年1月9日 21時) (レス) id: 927162caee (このIDを非表示/違反報告)
ミコト(プロフ) - ありがとうございます！頑張ります！ (2019年1月17日 1時) (レス) id: 442cac4e68 (このIDを非表示/違反報告)
なぎ(プロフ) - 凄く面白いです！ 続き楽しみにしてます！ (2019年1月17日 1時) (レス) id: a63d8a48ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミコト | 作成日時：2018年12月20日 23時
