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「………っ」
『あ…あの……その』
水神矢「昨日はすまなかった。」
突然、水神矢くんに謝られ、
私は驚いて目を見開いたままになってしまう。
水神矢「俺は最低だ。
お前を傷つけてしまった。
取り返しのつかないことをしてしまった。
もう無理だな…」
『何言って…』
水神矢「A」
聞きたくない。
それ以上聞きたくない…嫌だ！
何を言おうとしてるか私には分かるから…
水神矢「俺と別れ……」
パシッ……!!!!
水神矢「…っ
何をするｯ…」
『バカッ…
もう知らないｯ…！！！』
もうここには居たくなかった。
このまま居たら私はきっと
自分の気持ちを失ってしまうから＿＿＿＿
椅子から立ち上がって私は救護室から出ようとした。
その瞬間＿＿＿＿
ガタガタ…ｯ!!!!
ドサッ…!!!!
何かが揺れるような音が聞こえると同時に
ベッドから落ちる音までもが聞こえ
勢いよく振り返ると
水神矢くんがベッドから落ちたまま必死に起き上がろうとしていた。
『……っ！！！！！
水神矢くんｯ！！！！！』
慌てて水神矢くんの所へ行き、
ゆっくりと水神矢くんの体を支えて起こそうとした。
でも1人じゃ抱えられることなんてできない。
どうしたらいいの…
このままじゃ…
必死にどうしたらいいのかを考えていると
ぎゅぅ…と体全体が優しく包み込まれるような感覚がした。
そう。
水神矢くんが私を優しく抱きしめていたから＿＿＿＿
『…な…なんで…ぇ…』
水神矢「…嘘だｯ!!!!
さっきのは取り消しだっ…
俺には無理だ…お前と離れるなんて…
絶対に…ｯ…絶対……」
啜り泣く水神矢くんの声を聞き、
私までも目から涙がこぼれ落ちた。
私は水神矢くんを優しく抱きしめ返した。
水神矢「俺…
嫉妬してたんだ。
お前と他のみんなが話している所とか仲良くしている所を見ると…
胸の中がムカムカしてた。」
『…え…』
水神矢「俺だけを見てほしい…
そんな気持ちが強くなって…
でも結局それはAを傷つけることになってしまった。
本当に済まないと思っている…っ」
やっと気づくなんて…
私こそ最低だよ、水神矢くん。
水神矢くんがそんな事を考えていたなんて私…全然気づかなかった。
…ごめんなさい。
水神矢くん＿＿＿＿
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白兎明日香 - 心臓が爆発しそうです！！！ (2020年7月28日 13時) (
レス) id: 1187c497c3 (このIDを非表示/違反報告)
明日香 - 水神矢神彼氏...！私の推しキャラ灰崎君だったけど水神矢君も悪くないかも...私の推しキャラをも変えてしまうこの作品凄いと思います^^これからも更新頑張って下さい！ (2018年7月15日 23時) (レス) id: cb7b132aff (このIDを非表示/違反報告)
楓 - 水神矢君かっこよすぎます！！星章大好きなので嬉しいです♪更新頑張ってください！！見てるこっちもヤバいです....笑キュン死しそうです.... (2018年7月15日 18時) (レス) id: 27a49d6dbb (このIDを非表示/違反報告)
実奈 - 続きめちゃくちゃ気になります~ (2018年7月11日 18時) (レス) id: 49238423c9 (このIDを非表示/違反報告)
れ・ω・るりり - 水神矢くんったら大胆★ (2018年7月4日 20時) (レス) id: ea485f4be1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れいにゃん | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=reinyan0221
作成日時：2018年6月24日 9時
