私の後輩は敬意というものを知らないようで【短編集】

４. 「いる!!」「いない!!」 ページ5

ある日の出来事です。

日曜日も部活があるので学校へ行きました。

すると、噂の敬意が無い後輩共が言い争いをしていたのです。


×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×



汐音「いるのーっ!!」

鈴 「いねぇよ!!」

汐音「絶対にいる!!」

鈴 「いねぇってば!!」


……煩い。
暑苦しいし。

圭矢くんは、深いため息をついて座っています。

なので、わたしも無視することに←


汐音「いーるーのっっ!!!」

鈴 「いねぇつってんだろ!!!」


ばんっ!!

ばさっ


→譜面落下


…………………。


汐音「だって見たもん!!!」

鈴 「所詮、父親だろ!!!」


がたんっ

どさっ


→譜面台落下



愛衣「もう、うるさい!!!」



×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×+×


後で事情は詳しく聞きました ( 圭矢くんから )。

なんと、『サンタクロースは本当にいるのか』という話だったそうです。

しぃちゃん……

あなた歳いくつですか…？

いや、とっても可愛いんですけど…まじですか。

５. 定期演奏会の準備(2)→←３. 定期演奏会の準備(1)

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキー楽器

サスペンドシンバル

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す