古傷 ページ21
静｢どうかしたのか？寝れねーのか？｣
貴｢いや…別に｣
静｢ならなんでそんな辛そうな顔してんだよ｣
貴｢え？｣
そんな辛そうな顔…してたかな
静雄はバルコニーのフェンスに手を乗っけ夜の池袋を見渡した
静｢綺麗だろ？｣
貴｢…うん、凄く綺麗｣
静｢その…マジで悪かったな…さっき｣
まだ若干顔を赤らめ静雄はAに謝るそして内心『セルティがあそこにいなくてマジでよかった』とか思う静雄であった
そんなことをしたら新羅に殺される…と言うことは嫌でも無理だが一生話せなくなる気がする
貴｢静雄さん…本当に気にしてないので｣
静｢あー、その静雄さんってのもやだな…｣
貴｢え？じゃあ…｣
静｢静雄でいいぜ｣
貴｢静雄……｣
静｢おう｣
静雄の中にも違和感はあったがなんとなくそう呼ばれたかった
静｢(そう言えば…Aの体に大きな傷があったような…って変態か俺は！！///)｣
貴｢…セルティと風呂に入らなかったこと…聞かないんですね｣
静｢は！？//あ、いや…別に聞かねーよ疚しいこと考えてねーし｣
貴｢…じゃあ、ここからは独り言だと思って聞いてもいいですよ…｣
静｢は？｣
貴｢入れないんですよ…セルティに体の古傷…見せたら変な思われる…嫌だからさ、そんなの｣
静｢古傷？｣
貴｢イジメられていたときの傷…神は治癒能力が高くても傷の後だけは残るから｣
静｢そんなにひどかったのか？｣
貴｢…｣
無言で静雄と向き合い服の裾にてをかけた
そして少し腹が見えるところまで服をあげた
静｢お、おい！……！！｣
そして静雄は絶句する
真っ白な肌にクッキリと下ライン…その体には無数の傷があった…殴られたあと…切られたあと…打ち身の元
こんな少しの部分にたくさんと傷があった
静｢…｣
貴｢これは…一部｣
ｶﾞｼｯ…ﾊﾟｻｯ…
静｢！｣
貴｢え？きゃっ｣
グイッと引き寄せわら目の前は暗転…真っ暗な視界が広がった
臨｢そんなに男に軽々と見せるものじゃないよ｣
貴｢臨也？｣
性格は関係ないのかもしれない……優しい匂いがする…あったかい
静｢ノミ蟲…｣ｲﾗ
貴｢苦しい…｣
臨｢何でシズちゃんに話して俺に話してくれないのさ｣ﾑｽ
どこかその表情はムスッとしており声も低かった
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 89人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「リボーン」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
和堂 桜 - あの・・・。「今日は俺が生まれた日細菌仕事が忙しすぎてすっかりそのことを忘れていた」の「最近」が、「細菌」になってます！間違ってたらすみません！更新頑張って！臨也b (2015年5月4日 14時) (
レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - カイゼンパンザマストではなく、カイエンパンザマストだったような……。間違っていたらすみません!!楽しみに読ませて頂いております！更新頑張ってください!! (2015年5月3日 0時) (レス) id: 888716d43f (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - 和堂 桜さん» 直しました、これからも愛読お願いします (2015年4月24日 19時) (レス) id: 966e1adb5a (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜 - あの・・・。悪女設定のところ・・・。「重い」が「思い」になっているような気が・・。間違ってたらすみません！あと。更新したページも面白かったです！頑張って！ (2015年4月22日 14時) (レス) id: 3003df8606 (このIDを非表示/違反報告)
テララ(プロフ) - まじっすか！？ありがとうございます！！これから頑張ります！！ (2015年4月4日 13時) (レス) id: 966e1adb5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：テララ | 作成日時：2015年4月4日 12時
