爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話 (ページ45)

今日:3 hit、昨日:43 hit、合計:404,855 hit

体育祭『決勝戦』ページ45

心操人使

個性『洗脳』

彼の問いかけに答えたものは洗脳スイッチが入り彼よ言いなりになる

現にさっきの騎馬戦がいい例だ

｢ああーー！緑谷ジュージュン！！｣

彼は普通科だが…まぁ、あの受験内容なら落ちるだろう

しかし彼の個性は強力…これを攻略するのは難しい

『デク…』

先程の場所から観覧席に戻りデクと心操くんの試合を見る、お茶子ちゃんが席をとっといてくれた

頬が赤いのをなんとかバレないように個性で冷やしたためバレていない…勝己の視線がうざかったけどね←

まぁ、何にせよこの勝負…勝敗は…

騎馬戦で彼のチームに入ったのもそうだ

彼は

｢分かんないだろうけど…こんな個性でも

夢見ちゃうんだよ｣

どこか私に似ている

無個性だった私に

｢さぁ、負けてくれ｣

その時だった、デクが場外になりそうだった時大きな風圧がその場をおおった

その瞬間

個性が解けた

｢ハァ！ハァ…｣

『…指が』

｢すげぇ無茶を！｣

｢なんで…体の自由は聞かないはずだ、何したんだ！｣

デクは口元を手で覆った、問に答えたら負け

『(何かを考えているようだけど…心操くんは焦ってるな…あれだとダメだ)』

｢なんとか言えよ｣

｢…っ｣

｢指動かすだけでそんな威力か羨ましいよ｣

私も思った

僕も思った

｢俺は個性のおかげでスタートから遅れちまったよ恵まれた人間には分かんないだろ｣

わかるよ…でもそうだ

僕は…私は

恵まれた

［［あの人に］］

｢あつらけ向きな個性に生まれて望める場所に行けるヤツにはよ！！｣

［［人に恵まれた！］］

だからこそ

期待に応えたい

勝ちたい

｢んぬぁぁあ！！｣

｢あ｣

負けられないんだ

｢心操くん場外

緑谷くん2回戦進出！！｣

『やっぱり…デクはデクだな…』

ほのかに笑った自分がいた