爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話 (ページ5)

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無個性ページ5

｢あいつ無個性なんだって！｣

｢無個性のやつがヒーローになんてなれねーよ！｣

｢諦めろ"みどりや！"｣

デクも…私と同じ『無個性』だった

安心した私がいた

そんな私を…私は大嫌いになった

自分自身が嫌いになった

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｢いくぞー！！｣

｢｢おぉー！｣｣

『なんで私まで…』

｢黙ってついてこいA！｣

先頭に立つかつきは棒を降りながら前へと進む
一番後にはデクと私

危なそうな木の橋を歩き始めるかつき

『かつきあぶない！』

｢うわぁ！｣

ぼちゃんと大きな音を立てて川に落ちた

｢大丈夫だよ、かっちゃん強いもん｣

｢大丈夫大丈夫｣

『風邪ひいちゃうもん！』

私は川をバシャバシャとかき分けながらかつきのもとへと急いだ

しかし目の前には既にデクがかつきに手を指しの出ていた

その時からだった

歯者が回り始めたのは