爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話 (ページ32)

今日:6 hit、昨日:7 hit、合計:404,613 hit

体育祭『障害物競走』ページ32

入場寸前

焦凍が私に話しかけてきた

｢A、俺はこの戦いで"あいつ"に見せつける。炎は使わない｣

『…エンデヴァーさん…に？』

｢…お母さんの力で勝つ。今回はお前にも負けないからな｣

『わたしも

本気で行くよ』

｢ヒーロー科一年Ａ組だろぉぉお！！？｣

こえでけぇプレゼントマイク

『人すんごい』

｢大人数に見られる中で最大のパフォーマンスを発揮できるか…これもまたヒーローとしての素養を身につける一環なんだな｣

さすが委員長。まじめか！

｢めっちゃ持ち上げられてんな！なんか緊張するな爆豪！｣

｢しねぇよただただアガるわ｣

続いてＢ組や普通科、サポート科、経営科

そしてミッドナイトが立つ

『…(服すごい)』

｢1 8禁なのに高校にいてもいいものか｣

｢いい｣

｢静かにしなさい！選手代表！

1-Ａ爆豪勝己！｣

『ぶっ』←

｢かっちゃんなの！？｣

｢あいつ入試一位通過だったからな｣

しらんかった…

｢せんせー｣

『…』

｢俺が一位になる｣

｢｢絶対にやると思った！！｣｣

ブーイングの嵐、そりゃそうだ

けど…あいつ

『…ふぅん』

自分を追い込む…か

｢さーてそれじゃあ察し第一種目いきましょう！
いわゆる予選よ！毎年ここで多くのものが涙を飲むわ！さて、運命の第一種目！！

今年は…『障害物競走』｣

計11クラスでの、総当りレース

コースは約4キロ程

そしてコースさえ守れば何をしたって構わない

位置につく

『…さて』

ワープを使っちゃえばなん楽一位になれる

けどそれだとダメだ

見せつけになんかにならない

クソ兄貴に勝ったことになんてなるわけない

『いくぞ…っ』

超えていかなきゃ

見ててください。師匠

｢スターーーーート！！！｣