�� ページ17
放課後
屋上の重い扉を開けた。
すると一面に広がる青空に大きく伸びをした。
「お、Aちゃん。」
「あ、健人くん。」
「どうしたの？」
「健人くんこそ。
私は勝利に呼ばれてるんだけど・・・・。
勝利見てない？」
「見てないよ。
俺は外の空気吸いに来ただけ。
教室は息苦しーってゆうかね？」
あー・・・なるほど。
女の子たちか・・・。
「大変だねー、健人くんも。」
「まあね。
あ！あのさー、あそこの裏の景色めっちゃ綺麗なの知ってる？」
健人くんが指したのは、暖房の空気を送るやつが入ってる小さな小屋。
「え？知らない！」
「いっつも、あそこ行くんだよねー。
見にいこ。」
自然と手首を掴まれて小屋の後ろに回った。
そこの景色は、
「・・・そう？
別に、
さっきの方が・・・」
そこから見えるのは、校舎に邪魔された町並みだった。
その時、
ガチャ
屋上の扉が開く音がした。
「勝利・・・うわっ！！」
勝利のもとに行こうとしたら、後ろに引っ張られた。
ついつい健人くんの方に寄り掛かって倒れてしまう。
「ちょっと、健人くっ・・・うぁ・・・ちょっと」
急に右耳をぱくっと甘噛みされた。
「ねぇ・・・んぁ、ちょっと！・・・」
勝利の足跡が近づいてくる。
くすぐったいっ――――――
必死に声を抑えた。
その間にも健人くんの唇は進んで行って、
耳の下の首筋まで。
ちゅ
と、甘い音を立てながら味わうようにキスされる。
もう、
限界―――――――――――
ガシャ
またドアを開ける音がした。
ガチャ
そして閉まる。
その瞬間、
「もうっ！！！いい加減にしてっ！！」
勢いよく健人くんから離れた。
「A？」
この声は、健人くんじゃない。
振り返ると、
・
・
・
・
「勝利・・・。」
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れい - 夏さん» めっちゃ読んでくれてるじゃないですか。本当に嬉しい。全部直させていただきました、ありがとうございます (2017年1月14日 11時) (
レス) id: 2d571d5130 (このIDを非表示/違反報告)
夏 - 2【うんん。】→ううん、 26【うんん】→ううん、 27【最終的には自分に帰ってくる。】→返ってくる、 30【うんん】→ううん 【一緒に入れないなーって。】→居れない、 33【以外と命令とか】→意外と だと思います。 (2016年12月20日 0時) (レス) id: 21ce86efc4 (このIDを非表示/違反報告)
れい - °*ブルーバード*°さん» ありがとうございます、新作はたぶん一年後くらいになってしまうので。その頃にはきっと・・・。ゼロからスタートしたいと思ってます。その時に見つけたら運命だと思って一生ついてきてください(笑) (2016年4月5日 11時) (レス) id: 34956ac3a0 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 佐島風聡葉さん» ありがとうございます！テンションあげてくれて(笑) (2016年4月5日 11時) (レス) id: 34956ac3a0 (このIDを非表示/違反報告)
れい - 悪魔ちゃん⌒☆さん» いいですね！席良かったんですか？今回のコンサートは評判良いのでかなり期待してます。ドキドキ・・・ (2016年4月5日 11時) (レス) id: 34956ac3a0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2016年1月4日 12時
