子どもの頃から変わらぬ口付け 【ウタ】！ピンク有！ ページ6
(濃厚な行為の描写はありませんが、割とピンクな可能性はあるのでご注意ください。)
「A！こっち向いて」
「どしたのウタ？…っん」
赤髪海賊団の船で過ごしていた時の頃、気付いたら毎日ウタにキスされることが日課となってしまっていた。
「またぁ？今日はやけに多いね」
「最近A、私に構ってくれないじゃない！少ないからその分やってるのよ」
「皆の歌姫でしょ〜？皆が構ってくれるよ、特にシャンクスとか…」
色々と言っては見るものの、納得していない様子。
終いには
「私の方が一個上のお姉ちゃんなんだからお姉ちゃん命令！分かった？」
と言われる始末。いや一個しか違わないんだよなあ…と言うと恐らくウタは拗ねて、私の部屋に閉じ籠りそうだから言わない。
この前それをやられて入れなかったなんて事があったし、二度とやらかすわけにはいかないのだ。…ちなみにその時の対処法は私が恥を覚悟で「き…キスしたいから入れて…」と小さく呟いたら開いた。二度と言いたくない。
正直言って恥ずかしい。女の子同士でのキスは最初などは恥ずかしくて躊躇ったが愛情表現らしく、それ以降ずっとされることになった。…まあ、少しは慣れたかもしれない。
「ベック！ウタが離れないの助けて〜！」
「仲が良いようで何よりだ、さっきはウタが寂しがっていたんだぜ？」
こんな日常も数年前に壊されて私はウタとエレジアに残る意思をシャンクスに示し、メンタルケアに徹底した。変わらずあの時みたいにキスをしたら泣いていたウタも、段々と穏やかになって私に抱き着いて眠る。
子どもの頃の愛情表現は成長した今も変わらずにキスが当たり前になってしまった。
しかし最近は触れるキスだけじゃなくなってきている異変に気付いてしまう。
「ん、ぁ…っふぅ…ん、ウタぁ…」
「ん…何？」
「最近、深いの…多いね？」
「えへへ…落ち着くから、かな。Aとキスするのが」
そっか、と返すと相手は真面目な顔で急に神妙な面持ちでこんなことを発言する。
「…A、よく聞いてね。私はAを愛してる。こんな…キスだけじゃ足りない」
「え…あの、それ…本気？」
「うん。ねえ、答えは？」
「……うん、良いよ。受け入れるよウタのこと」
そう言うとウタは喜びの顔を前面に出して抱きしめてきた。そしてそのまま首元や腹部へキスをされる。
太腿にまでされピクリと反応すると彼女は言う。
「ありがとう、A…私も、受け止めるから。優しくするよ……愛してる」
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零猫(作者1)(プロフ) - ねむさん» 有難う御座います！師走で何かと忙しいですが、またチマチマ頑張っていきます！ (2022年12月10日 12時) (
レス) id: 909ea21d0e (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 次の更新も楽しみにしています！ (2022年11月29日 9時) (レス) id: 5d4dcca220 (このIDを非表示/違反報告)
零猫(作者1)(プロフ) - 碧.さん» その言葉で大変頑張れます！( ᷇࿀ ᷆ )貴方の勇気が私の活力になりましたので、またお話が思い浮かんだら更新していきます！！( 'ω') (2022年11月6日 23時) (レス) id: f107f7bb54 (このIDを非表示/違反報告)
碧. - 何時も楽しく読ませて頂いております！ずっとコメントしたかったのですが勇気がでず今日やっとコメントが出来ました(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)旧三代将もウタも大好きなのでこれからも更新楽しみにしています！ (2022年11月5日 23時) (レス) id: 7eb027a135 (このIDを非表示/違反報告)
ねむ - 零猫(作者1)さん» 新しく更新されたのも最高でした！ありがとうございます！ (2022年10月22日 17時) (レス) @page20 id: 8adf995a6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零猫(作者1) | 作成日時：2022年10月15日 18時
