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#4 ページ4

七草「いいのよ。また予定を改めるわ。」


(げっ。七草真由美。最悪だ。オーラの話に気を取られて気配に気づかなかった。)


七草「Aくん!」ギュー

「真由美。離してくれ。」

七草「私はAくんに会いたかったのよ?」

「俺は会いたくなかった。」

七草「でも、気配はわかってたでしょう?」

「残念ながら、気が緩んでたんだ。仕方がないだろう。」

七草「もう!そんなこと言っちゃって!本当の事言えばいいじゃない!」

「言っていいのか?」

七草「いいわよ!」

「じゃあ、さっさと離れてください。
気持ち悪いです。なんなら失せて欲しいくらいです。」

七草「いやーん、ひどいわよ、Aくん。」

副会長「貴様、生徒会長に向かってなんてことを!」

七草「いいのよ!Aくんは私の許嫁だもの。」

副会長「はあ?」

エリカ「え、?まじ?」

「大嘘だ。真由美、いい加減にしろ。」

怒った様子で久我は腕に手をかける。
そして、魔法を発動する時の体制に。

七草「あら、CADの使用は禁止よ?」

「俺のこと知ってるなら分かるよな?」

七草「ご、ごめんなさい。」

久我の言葉で七草は引き下がった。

「わかったならいいよ。仕事に戻って。」

七草「うん。」

「すごいね、久我くん。七草先輩を飼い慣らしてる。」

「そういう訳でもないよ。まあ、それはいいとして、帰ろうか。」

「うん。」

そうやって、入学式当日は幕を閉じた。

━━━━━━━━━━━━━━━

短くてごめんなさい。

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作者名:REI | 作成日時:2020年5月18日 13時

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