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七草「いいのよ。また予定を改めるわ。」
(げっ。七草真由美。最悪だ。オーラの話に気を取られて気配に気づかなかった。)
七草「Aくん!」ギュー
「真由美。離してくれ。」
七草「私はAくんに会いたかったのよ?」
「俺は会いたくなかった。」
七草「でも、気配はわかってたでしょう?」
「残念ながら、気が緩んでたんだ。仕方がないだろう。」
七草「もう!そんなこと言っちゃって!本当の事言えばいいじゃない!」
「言っていいのか?」
七草「いいわよ!」
「じゃあ、さっさと離れてください。
気持ち悪いです。なんなら失せて欲しいくらいです。」
七草「いやーん、ひどいわよ、Aくん。」
副会長「貴様、生徒会長に向かってなんてことを!」
七草「いいのよ!Aくんは私の許嫁だもの。」
副会長「はあ?」
エリカ「え、?まじ?」
「大嘘だ。真由美、いい加減にしろ。」
怒った様子で久我は腕に手をかける。
そして、魔法を発動する時の体制に。
七草「あら、CADの使用は禁止よ?」
「俺のこと知ってるなら分かるよな?」
七草「ご、ごめんなさい。」
久我の言葉で七草は引き下がった。
「わかったならいいよ。仕事に戻って。」
七草「うん。」
「すごいね、久我くん。七草先輩を飼い慣らしてる。」
「そういう訳でもないよ。まあ、それはいいとして、帰ろうか。」
「うん。」
そうやって、入学式当日は幕を閉じた。
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短くてごめんなさい。
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作者名:REI | 作成日時:2020年5月18日 13時