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「大野さん！」
久しく来ていなかったオトコマエの、声がした。
「どうしたの、松潤？」
「俺さ、...ちゃんとした役を貰えたんだ！」
「本当？うわっ、凄い！おめでとうっ！！」
満面の笑みで此方へ近づいて来た松潤は、椅子に腰掛けて“珈琲！”と声を張り上げた。
最近、全ての事が上手く回っている気がする
だって、相葉ちゃんだってペットショップで犬と戯れている画像がつい先日、送られて来たし。
松潤は、見ての通りすっごい喜べてるじゃん？
翔くんも、真面目に仕事したのが実を結んで、今では皆に仕事を言いわたすくらい偉くなったらしい。
ニノは...まあ、なんだかんだ良くやってるらしいし。
翔くんとニノも、...すごい仲良くて。
前の2人を、思いっきり連想させるくらい。
すごく、嬉しいんだけど。
...いつか、この夢みたいのが覚めてしまうんじゃないかな、って思うんだ。
幸せすぎて、全部嘘なんじゃないか、って思うんだ。
「やっほー！相葉ちゃんだよーっ！」
「あ、相葉ちゃんだー！おはよ。」
今日は、相葉ちゃんが来る曜日だったな、とカレンダーを見て気がつく。
「松潤よかったじゃん！」
すっかり松潤の嬉しい話を聞いて、喜ぶ相葉ちゃん。
「じゃあ、今日は俺が皆に奢ってやる！」
「その言葉、聞きましたよ？気が済むまで、飲みましょーね、翔さん！」
「ええっ！？なんで2人がいるのさ！？」
タイミング良く現れて、すっかり奢ってもらおうと身構えるニノと、苦笑いの翔くん。
あっという間に5人揃えば、そこはもううるさいったらありゃしない(笑)
...でも、今日は珍しくお客さんも少ないしね。
ちょっとだけ、騒げるよ。
「しょうちゃあああん！！」
「もう、泣きながらどうしたの？相葉ちゃん。」
「ん、なんかね、もうすっごい嬉しくて、...っもう、こんな日来ないっておもってた、か...らっ。」
「泣かないでよ(笑)
大丈夫、俺らはずーっとここにいるからさ。」
そんなやり取りが聞こえて、おいらも涙が零れそうになった。
おいらだって、こんな日が来る事をずっと楽しみにしてたんだからね。
思い出してないけれど、きっと肌が覚えているんだよ。
...おいらたちと過ごした、日々の事。
これが、夢だなんて言わせないから。
覚めてしまう、なんて思わせないから。
だから、一緒にいよう。
...離れないように、ずーっと、ずっと。
みんな、大好きだから。
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奏子 - どっちもいいけど……2番がいいと思います!! (2014年11月16日 17時) (
レス) id: f77649e564 (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - 迷ったけど1番にします。これから作品楽しみにしています。 (2014年11月15日 11時) (レス) id: e86dab4b07 (このIDを非表示/違反報告)
智和(プロフ) - どちらも捨てがたい…。けど、迷いに迷って2番をリクエストさせていただきます！ (2014年11月15日 9時) (レス) id: 23e3e0e4f8 (このIDを非表示/違反報告)
(`・3・´しえる)(プロフ) - 智夏さん» はじめまして、作者のしえるです！ ありがとうございます…！凄く、凄く嬉しいです…(涙) 今後も、櫻色の喫茶店をよろしくお願いします！ (2014年8月30日 0時) (レス) id: 968d9b307e (このIDを非表示/違反報告)
智夏(プロフ) - はじめまして、１章から見させていただきました。とっても面白いです!!続きが気になります笑。無理せず自分のペースで頑張ってください応援してます（♯´□｀♯） (2014年8月29日 16時) (レス) id: 04c882c90f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ciel | 作者ホームページ：http://ulog.u.nosv.org/user/sakura1247
作成日時：2014年8月28日 13時
