罪とは2 【傲慢編】 ページ4
【これより、開幕】
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「…うわぁっ!?」
「お兄ちゃんうるさい!!」
「あ……ごめん」
気が付くと、いつものおれのベットの中だった。
…夏に怒鳴られてしまった。
寝ぼけまなこで時計を見ると、まだ夜中の2時。
まさかの…夢オチ?
…でも、どうやって帰って来たんだっけ?
「ん…眠い」
取り敢えず寝よう…眠い…。
布団を被って、おれはもう一度眠りについた。
枕元の違和感に気づかずに。
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______夢を見た。
何というか、黒くてモヤモヤしたモノがおれを追いかけてくる夢だった。
必死に逃げたのを覚えている。
逃げて、逃げて、逃げて、逃げて…
一番最後はどうしても思い出せない。
だけど、逃げた先に、あの黒髪の女の子が居たのを覚えている。
彼女は言った。
「____________」
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「…よし、集合!」
「「ハイ!」」
…部活が始まった。
タオルを探すために、カバンを世話しなくまさぐっていると、手にコツンと何かが当たる感触がした。
ゴソゴソとその何かを引っ張り出すと、それは小さな手鏡だった。
「…あれ、これは…」
「どうした日向?」
後ろから話しかけてきたのは同じく準備中の影山だった。
「あっ、影山」
「鏡…お前、こんな物持ってきてどうするんだ?見た目とか気にする奴じゃないだろ」
「てめー失礼だな!
…それは置いといて…これは、今日起きたら枕元に置いてあったんだ」
朝に夏に聞いてみたけど、夏も自分のじゃないって言ってたから…。
でも、カバンに入れた覚えはないんだけどな…?
「うーん?」
「翔陽も影山も、早くしないと…って、ん?何だそりゃ?」
おれ達の後ろから顔を出したのは、ノヤっさんだった。
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パリラ - スガさんの赤く見えたハサミって、「鋏の色こんなだったかしら?」からきてますか?ちががったらごめんなさい! (9月29日 17時) (レス) @page38 id: 326cf2b718 (このIDを非表示/違反報告)
せれあ(プロフ) - もともと悪ノPさんの大罪シリーズが好きだったのがきっかけで、この作品を読ませていただいたのですが、すっごく面白くてドハマりしました!最高です!!途中で入ってくる挿絵ととても素敵です!これを読み終わったら続編も読ませていただきます! (2015年7月31日 21時) (レス) id: 3ec0242342 (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 蛇姫さん» はい、悪ノpさんの小説、悪ノ大罪シリーズを元にして書いています! (2015年6月1日 7時) (レス) id: bb172d2d2b (このIDを非表示/違反報告)
蛇姫 - 悪のPさんの楽曲をもとにしました? (2015年5月28日 19時) (レス) id: af8a90f48b (このIDを非表示/違反報告)
れーな(プロフ) - 黒うさぎさん» コメあざます!!面白いだなんて!続編公開するのでよろしくお願いしますねっ! (2014年10月11日 16時) (レス) id: a6cfea6e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れいな | 作成日時:2014年9月10日 21時