episode.13 ページ13
重岡side.
(翌日)
今日も君の病室に来ていた。
何だか今日君の目がキラキラしているように見える
俺「はい。これノートとペン」
君「ありがとう!」
俺「…なんか今日ワクワクしてる?」
君「あ、わかる?あのさ、病院から抜け出さない?」
俺「…は?」
君「だーかーら!病院から抜け出したいの!」
俺「…俺はまだ殺人犯にはなりたくないんだ。」
君「もー、じゃぁ病室から抜け出そ!」
(廊下)
君「あー!アイス美味しいね!」
俺「食事制限はないんだね。」
君「特にはね。最近の技術凄いから!
病気になっても今までと同じように過ごせる」
俺「その技術、病気治す方に使ってほしいね」
君「確かに(笑)」
君と話していると俺は俺じゃないみたいに楽しくなる。
何かあったのは俺の気のせいだったのかな?
と思うまでに今日の君はキラキラしていた。
君「そうだ!あと少しで退院出来ることになったんだ!
心配かけたお礼に退院して一番に重岡くんと遊んであげる(笑)」
俺「それはどうも。
でも、体調は大丈夫なの?」
君「うん!大丈夫!
どこで待ち合わせしようか?」
俺「どこでもいいよ。」
君「この前のカフェにしよう!」
俺「うん。わかった。」
君「退院するのが午前でそこから色々するから午後になるけど、いい?」
俺「うん。ゆっくりしてきな。」
君「ありがとう!」
病室に戻って色々話してると…
ガラッ
美央「____!きた、、え?」
君「あ!美央!来てくれてありがとう!」
美央「いや、それはいいんだけど、なんでこいつがいるの?」
君「あ!重岡くん?
いっつも来てくれてるよ!」
俺「…」
美央「あんた、、」
俺「お、俺もう帰るから、」
君「うん!じゃーね!」
美央「…」
(廊下)
はぁ、なんであいつがくるんだよ、
まぁ、いいか、
また明日来ればいい。
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作者名:怜奈 | 作成日時:2017年8月22日 20時