私…夢…会いたい…？ (ページ5)

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まぁ、幽霊みたいなものですからすり抜けられても不思議ではないはずなのですが…

世の中にはポルターガイストというものもありますのでいけそうだな、と。

『それでですね、触ろうと思って触ったらどうなのかと思いまして…』

『勝手にものを触るのはよくないので…なにか触っていいものってありますかね…？』

緑「机、触ってみたら？」

『わかりました、ちょっと失礼しますね』

スッ

この机を触りたいな〜

触りたいな〜

ペタ

『おぉ…！触れましたよ…！』

振り向いたとき、思ったよりも近くにいたみど
　・・・・・・
りくんに手があたった。

緑「えっ！？なに！？」

『うぇっ…？手があたった…？』

今、触ろうと思ってなかったんだけど…

もしかして…

『あの、ちょっと手を貸していただけますか…？』

緑「えっ、い、いいけど…」

みどりくんが手を差し出してきた。
　・・・
私はその手を握った。

『わぁっ…！触れた…！』

……… …………

……？

『…？緑川さん…？』

何も反応がないことを不安に思ったAが俯いているみどりくんの顔を覗き込むと、顔が真っ赤になっていたよく見ると握っている手も赤く耳も赤い。

もしかして…照れてる…？

『大丈夫ですか…？…どうされたんですか…？』

緑「ぇっ…ぁっ…」

緑「…手が見える…」

『えっ…そうなんですか、私から見ると透けてもいないので気づきませんでした…』

ということは生きている人に触れたら見えるようになるってこと…？

それなら…

『あの、緑川さん…』

緑「なっ…何…？」

『…いえ、なんでもないですよ…』

さっき会ったばかりの女が、抱きついてもいいですか？なんて言っても断られるだろうから、ここは距離を詰めてからやるべき…！

『…ところで、触れるようになったことですしなにかやりませんか？』

緑「なにか…？」

そう…！
ゲームとかゲームとかゲームとか…！

緑「…ゲームやる？」

『はい！やります！』

緑「マイクラしかないよ？」

『マイクラしましょう！』

緑「おけ」

楽しみだな〜
みどりくんとマイクラできるなんて…