弐 ページ3
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「ただいま。琴葉、蔦子、いる？」
『お、お邪魔します……って、』
女性の後ろを着いて行くこと数十分。正直まだ出会った人を信用できるはずがない。いつでも逃げられるよう準備をしていたが、私を襲う気配は一切無かった。
思わず建物を見上げてしまう家だった。屋敷と言われても納得する。
いやいや……そんなことよりこの人、今琴葉って……それに蔦子って呼んでたよね？
「はぁい、いますよ！おかえりなさい、鳳華さん！！」
『！！』
琴葉だ。嘴平琴葉。嘴平伊之助の母である……同名じゃない。本物だ。容姿も声も、全部同じ。鬼滅の刃の世界の人物。でも原作では既に死亡していた
なんで此処に……まさか、この女性が助けたの？
「ふふ、ただいま。もう一人分の夕餉を用意できるかしら？」
「あら、隣に居る可愛らしい子は……分かりました。蔦子ちゃんに言っておきますね！！」
「ありがとう。さ、入って。着替えを用意するからまずは体を暖めなさい。」
『あ、はい！』
後でしっかり話を聞こう。この女性には色々聞きたいことがある。この人が私が話を聞きたいように、私にも聞きたいことがある。取り敢えず言われた通り、体を暖めよう。
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「着替えを持って来たわ。どうぞ。」
『何から何まですみません……助かります。』
「礼儀正しいわね。本当に子供か疑うわ。」
『……すみません。えっと、あなたから見て、私は何歳に見えますか？』
私が女性に訪ねると、綺麗な瞳が揺れた。微かにだけど、揺れていた。普通はこんなこと聞かないもんね。普通なら、自分の歳くらい覚えているはずだもの。
「そうね……十三くらいかしら？」
『……え？』
「そんな有り得ない、みたいな顔しないで頂戴。どう見てもその位の歳にしか見えないの。」
本気でこの人は何を言っているんだろうと思った。だって私は十八歳。まだ大人にだけど、十三歳は……でも、嘘をついている感じはやっぱりしない。
『……じゃあ、か、鏡……あります？』
「そこにあるわよ。」
『ありがとうございます。』
女性が顔を向けた先に鏡があった。私は貰った服を持ちながら立ち上がり、鏡の前に移動する。
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三月の専属ストーカーなつめみく - ↓ｺﾞﾒﾝﾅｻｲめちゃくちゃ誤解うむようなコメントになってましたすみません。あの言いたいことが何かというとこの作品のような素晴らしいオリキャラ大好きってことです(？)めちゃ優しいし強いし好きです(？)小説面白いです！ (10月26日 15時) (
レス) @page18 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
三月の専属ストーカーなつめみく - 私は日本人です。オリキャラは反吐がでるほど嫌いですがこのようなオリキャラを私は応援します💀(翻訳風) (10月15日 11時) (レス) @page5 id: ba14ff85c6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：愛 | 作成日時：2023年4月23日 22時
