学力基準で入学した少女の物語【妖怪学園Y】 (ページ36)

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後ろを少し振り返ったマスオはノートを開き、ジンペイの名を記した。

ジンペイ「いくぞ！変………態！」

A「……はい？」

〝変身〟ではない事に首を傾げたA。するとジンペイは制服を脱いだ。

ジンペイ「ゲスに染まったこの体、ゲスの血が騒いで騒いでしょうがないでゲス…の巻！

おいどん、ゲス剣豪ゲス丸でゲス！！」

「「「「ギャーッ！！」」」」

ジンペイがゲスになってしまい、Aたちは揃って悲鳴の声を上げた。

フブキ「ゲス剣豪ゲス丸！？」

マタロウ「最悪のHERO降臨！」

A「お願いだから服着て！」

コマ「モモがいなかったら大惨事だよ！」

前を向いていたジンペイが後ろにいたAたちの方を向き、ラップしながら近づいてくる。

ジンペイ「Y ヤバいくらいに S 素敵な P パンツ…イェイ、カモン」

マタロウ「フブキさん！変身して戦ってよ！」

フブキ「無理無理無理！」

あんなに変身したかったフブキが全力で拒否する。

ジンペイ「君たちもパンツ被って…お揃っちになるでゲス！」

A「ひぃ！」

飛びかかるジンペイ。思わず距離を置くフブキ。ジンペイの狙いはコマだったようだ。