♯44 ページ44
SGside
はぁ…なんて事をしちまったんだ俺は。
ジンヒョンと仲良くしてたからってただそれだけなのに…。
俺ってこんなに独占欲強い奴だったのかよ。
ろくに恋愛ってもんもしてねえからわかんねえけど。
こんな思いは初めてだ。
俺が俺じゃないみたい。
どうしてこんなことになったんだ。
Aが来てから俺の調子が狂い始めた。
そいつは一際輝いて見えてマネージャーの中でも一番綺麗で
最初会った時は俺らになんか一切興味ないように見えたけれど
深くそいつのことを知ればメッチャ熱狂的なARMYだったし
でも仕事場にいる時は俺らのことなんか構わずに淡々とこなしていて
あの時熱く俺らのことを語ってくれた奴とは別人みたいで
そんなあいつに惚れたのかな。
俺ってこんなに惚れやすいやつなのか。
それともAが特別な存在なのか。
最近自分の意外な一面に気付かされることが多い。
それもAのおかげかな、なんて。
いつも頭の中にはあいつの存在がいて
こんなにAが好きだったのかってまた気付かされる。
俺はAがいねぇとやってられねぇみてぇだ。
そんな事を考えてるうちに作業室の扉を叩く音が聞こえた。
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作者名:流星 | 作成日時:2018年8月3日 22時