真っ白なあなたへ【BTS】【ユンギ】 (ページ18)

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♯18 ページ18

SGside

また撮影が早く終わって楽屋に戻るとAちゃんが目を瞑りながらイヤホンで曲を聴いてるのが目に入った。

なんの曲を聴いてるのか気になって。

俺らの曲だといいな、なんて思っちゃって。

興味本位でAちゃんの左耳からイヤホンを取って自分の耳に入れた。

そしたらいきなり目開けてこっち向くもんだから笑いそうになって。

てか俺らの曲じゃん。

意外と嬉しいもんだなこれ。

｢お前俺らの曲聴くんだ｣

A『あ…まぁ。』

｢一応マネージャーだからって意識してるの？それとも普通に……ARMYなの？｣

正直言うとARMYでいて欲しくて。

A『あの…実は…。私前からずっとARMYで…。皆さんに会う目的でこの業界に来たとか思われそうで言ってなかったんですけど…。』

その言葉を聞いた時嬉しくてニヤけそうになったけど無をキープ。

｢ふーん。そうだったんだ。
…別にそんなこと思ったりなんかしねえよ？お前からその雰囲気無かったし。
今お前が曲聴いてなかったら俺ずっと気づかなかったと思う。｣

A『それならば…良かったです…。』

他のメンバーにも言えばいいのに。

でも言ったらまたあいつら騒ぐか…

俺だけ知ってるってことにして欲しいな、なんて。

｢ところでなんで日本語なの？｣

A『え？』

｢なんでJapanesever.聴いてるの？｣

日本語の勉強でもしてんのかなって思ったけど、

A『あぁ…そういえば言ってませんでしたね。私、日本人なんですよ。』

いや、意外だった。

意外すぎた。

日本人にしてはメッチャ可愛くないかい？←

韓国でモテるタイプの顔だよ？その可愛い顔。

｢ふーん。そうなんだ。日本にもお前みたいなやつがいるんだな。｣

A『え？どういうことですか？』

｢いや、だからその…お前みたいな…JN｢ふー！疲れたァ！あれ？2人とも、もういたんだー！｣…｣

あれ？俺今何言おうとしてた？

可愛いとか言おうとしてた…？

自分の言おうとしてた事に恥ずかしくなって俺は楽屋から出た。

まじなに考えてんだ俺！

あぁもう。Aちゃんが来てから調子が狂ってくる。

あの可愛さは大罪だろ。

まじでジンヒョンナイスタイミングでした…。